医療機関の臨床工学技士を辞めたい人へ=つらい職場を上手に辞める方法

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北野筆太

北野筆太

ブラック企業の取材などを主なテーマにしているライター。実際の転職経験者にインタビューをすることで、労働者が煮え湯を飲まされるその業界ならではの特殊事情やゆがみを探り当て、「就業する前に(転職する前に)知ってほしい体験談記事」を日々執筆中。

「女性でもプロとして活躍したい」と臨床工学技士になったのに男社会の「掟」に敗れ苦渋の撤退。

記事の目次

川崎美穂さん(仮名、27歳)は、さばさばした性格で、いわゆる「女性からも男性からも好かれるタイプ」です。

臨床工学技士の道を選んだ動機を尋ねると、「中学、高校と女子校だったので、『もう女の世界は嫌だ!』って思ったんです」との回答でした。

医療分野に興味があったものの、女性の管理職、女性の同期、女性の後輩で成り立つ看護師は「絶対に嫌だ」ったそうです。

高校時代に川崎さんが心に思い描いていた臨床工学技士の姿は、このようなものでした。

医療機関勤務の臨床工学士に対する当初のイメージ
  • リケ女が活躍…数学と化学が得意な私にはうってつけ
  • 医師と看護師が苦手とする「機械」を扱う…優越感が得られそう
  • 女性でもプロとして扱われる…結婚や出産後の職場復帰が容易そう
  • 機械相手のデジタルな世界…人とのしがらみが少ない世界

高校を卒業した川崎さんは、臨床工学技士の資格が取れる専門学校に進みました。そこでの学びは、まさに水を得た魚でした。「機械でここまでできるんだ」と感心したり、「この機械があるから人は生きられるんだ」と感動したりする毎日でした。

ところが川崎さんは、専門学校を卒業して入職した総合病院を、5年で辞めてしまいました。退職理由は、とても一言ではいえません。決定的な一撃を食らったというより、毎日一枚ずつストレスの層が形成され、ちょっとしたきっかけで地盤沈下を起こした、という感じでした。

「病院の世界は完全な男社会なんですよね。看護師はもちろんのこと、最近は女医さんも大分増えてきましたが、それでも彼女たちって『男のルール』で動くことが嫌いじゃないんですよ。

だから私のように、女として男の人たちと互角に渡り歩こうとすると、出る杭になって叩かれます。男性から邪魔にされ、女性から煙たがられ、居づらくなって辞めちゃいました」

川崎さんはそう述べて、深いため息をつきました。

病院を辞めたころの川崎さんは、「臨床工学技士の現実の姿」を次のようにとらえていました。

実際に勤務してみた後の、臨床工学技士業務の体験談
  • 理知的なリケ女はうざがられる…男性医師たちはすぐに泣く女性職員をバカにする一方で、理屈で迫ってくる女性職員も好きじゃない
  • 結局は医師と看護師の小間使い…機械がうまく作動するのは『当たり前』で、誤作動を起こすと『お前のせい』と言われる
  • 女性のライフイベントが軽視される…若くてサービス残業を厭わない女性がちやほやされる
  • 人間関係が密接過ぎるドロドロした面がある…医療機器は億のカネが動くことも珍しくなく、不倫文化も花盛り。同僚の多くは上だけを向いているヒラメ職員

女性の臨床工学技師のあなたは、川崎さんが抱える臨床工学技士の理想とギャップの悩みを「うんうん、そうそうそう」とうなずきながら読んだのではないでしょうか。

川崎さんの体験を聞けば、あなたはきっと「自分だけじゃないんだ」と慰められるでしょう。そしてこの記事には、あなたがこれまでに医療現場で培ったスキルを生かした転職方法についても紹介しています。

臨床工学技士業界ならではの、就業中の不満、大変さ、辛さと悩み

辞めたい理由と悩み1:私たちは医師と看護師の「しもべ」なの?卑屈な気持ちになり同じ職場でもギクシャク。

日本臨床工学技士会が行った調査によると、「臨床工学技士の仕事ベスト3」は血液浄化業務、保守点検関連業務、呼吸器治療業務でした。

この3つの仕事は、「10年以上携わった業務」でも「今の業務」でも、上位を独占しました。

臨床工学技士の「10年以上携わった業務」と「今の業務」から分かる仕事の特徴
  1. 臨床工学技士のメインの仕事は血液浄化、保守点検、呼吸器心・血管カテーテル
  2. 除細動器領域は、長年携わる人は少ないが、最近増えている業務
  3. 人工心肺領域は、長年携わる人が多い割に、最近減っている業務
順位 業務の種類 「その業務に10年以上携わった」と回答した人の数(回答3,832人、複数回答)
1 血液浄化業務 576人 15.0%
2 保守点検関連業務 221人 5.8%
3 呼吸器治療業務 139人 3.6%
4 人工心肺業務 74人 1.9%
5 心・血管カテーテル業務 59人 1.5%
6 集中治療領域業務 54人 1.4%
7 手術領域業務 47人 1.2%
8 除細動器保守管理業務 44人 1.1%
9 高気圧酸素治療業務 31人 0.8%
10 ペースメーカー業務 28人 0.7%
11 植込み型除細動器業務 7人 0.2%

順位 業務の種類 今あなたが担当している業務(回答3,738人、複数回答)
1 血液浄化業務 3,145人 84.1%
2 保守点検関連業務 2,329人 62.3%
3 呼吸器治療業務 1,425人 38.1%
4 除細動器保守管理業務 1,192人 31.9%
5 心・血管カテーテル業務 901人 24.1%
6 ペースメーカー業務 811人 21.7%
7 手術領域業務 808人 21.6%
8 集中治療領域業務 789人 21.1%
9 人工心肺業務 589人 15.8%
10 植込み型除細動器業務 327人 8.7%
11 高気圧酸素治療業務 296人 7.9%

資料「臨床工学技士に関する実態調査2012」(日本臨床工学技士会)

http://www.ja-ces.or.jp/ce/wp-content/uploads/2013/06/0794494ad5880d05d77bf32e7b8917df.pdf

これらの業務のうち、川崎美穂さんは勤めていた総合病院で、血液浄化業務を担当していました。職場は人工透析装置が30台並ぶ透析センターです。そして、退職までの5年間、ずっと透析センターにいました。

「『いさせられた』と言った方が正しいですね」川崎さんは表情を曇らせながら話します。「臨床工学技士の花形職場といえば、やっぱり手術室ですよ。それも心臓手術。その病院でも、カリスマ医師をトップにした心臓チームがあって、そこに所属している臨床工学技士は別格でした。私も何度か手術室への異動を願い出ましたが、聞き入れてくれませんでした」

しかし、あなたもご存じの通り、病院が「本当に」臨床工学技士を手厚く配置したいのは、透析室です。透析医療は病院の売り上げに大きく貢献するの、スタッフを多くしたいのです。しかも臨床工学技士は、看護師や医師が苦手とする透析患者への穿刺を行うことができます。

なので、「面倒くさい仕事は臨床工学技士に頼め」という風潮ができやすいのです。透析の穿刺は壮絶です。1回の透析で、患者の腕に2本の注射針を打ち込みます。表面麻酔を塗布していても、その痛みで大の大人が泣き出すほどです。

認知症を発症している高齢患者であれば、猛烈に拒絶します。それを抑えつけて穿刺をしなければなりません。

穿刺は看護師の業務なのですが、川崎さんが勤めていた透析室には「タチの悪いナース」がいて、穿刺の時間になると巧みに別業務を探して患者から離れ、穿刺を臨床工学技士たちに押し付けるのでした。

「こういう言い方をするとよくないんですが」と前置きしてから、川崎さんは次のように明かしてくれました。

「透析患者さんの中には、悪い意味で『病院なれ』している人がいるんですよ。『俺たちドル箱なんだろ』って言う人もいます。透析治療が病院の経営を支えているのは事実ですが、でも露骨にそういう言われ方をすると、嫌な気持ちになります。

そういうことを言う人に限って節制しないから、手がかかるんです。制限以上の水を飲んだりすると、調整が大変なんです。糖尿病が悪化して、透析になって、足を切断しても暴飲暴食をやめない患者には、本当に手を焼きました」

川崎さんは、透析の仕事が大嫌いで、これが「退職理由その1」でした。

辞めたい理由と悩み2:先輩の口癖は「こんな簡単なこと何できないの?」パワハラとセクハラのミックスに泣く日々。

川崎さんの退職理由その2は、職場の雰囲気でした。透析室の「タチの悪い看護師」だけでなく、先輩の臨床工学技士たちも性格が悪い人が多かったのです。

川崎さんは新人時代に、何度「なんでできないの?」と言われたか分かりません。朝の挨拶より多く繰り返し言われ続けました。

指導法は典型的な「自分で勉強してね」型でした。ものすごいスピードで仕事の流れを説明し、「あとは自分で調べてやってみて」と言われるのです。

当然、そんななおざりな説明でマニュアル通りの仕事なんてできません。川崎さんが「すみません、もう一度教えてください」とお願いしても、「誰かに聞けばいいと思っているから覚えないんだよ」と言われるだけで「答え」はくれません。

それで川崎さんは仕方なく医師のところに行くのですが、当然のごとく「そんなの同僚に聞けよ」と叱られます。他のスタッフたちが小走りで仕事をこなしていく中、川崎さんはおろおろするだけです。そうすると先輩の臨床工学技士から「ぼーっとしてんな」と怒鳴られ、それを横目で見ている患者から冷笑を浴びせられます。

「叱られることなく動けるようになるまでに2年かかりました。院内に頼れる人がいないから、専門学校時代の友人に『あなたの病院でのやり方を教えて』と聞いて回りましたよ。

本当に苦しかったです。何度辞めようと思ったことか。でもそのお蔭で、自分で調べて仕事をこなす癖がつきましたけどね」

川崎さんは、先輩たちはなぜ性格がねじれてしまったのだろうかと考えました。そして3つの原因を見つけました。

  1. 病院のヒエラルキーの底辺にいるから…医師に叱られた看護師が、腹いせに臨床工学技士をいじめる
  2. 自分たちはしょせん機械屋というあきらめがあるから…医師や看護師は、臨床工学技士を医療機器メーカーの技術者ぐらいにしかみていない
  3. 患者をみなくてよいと勘違いしているから…患者に触れる機会が少ないので医療人という意識が希薄
患者は臨床工学技士という存在をよく知らない

例えば手術室で働く臨床工学技士が、手術前に病棟の患者のところに行くことはありませんし、手術後に顔を見に行くこともありません。もちろん手術中は、患者は全身麻酔をかけられているので、会話は交わせません。

つまり、手術を受ける患者は、多くの医療機器によって治療されるのに、そのメンテナンスをしている臨床工学技士の仕事を見る機会はほとんどないのです。

心臓ペースメーカーも同じです。まれに臨床工学技士が患者の近くに行くことがあるのですが、その場合でも医師や看護師の後ろに立っていることが多いので、患者と視線を合わせることはまれです。

川崎さんはこう言いました。

「病院の受付職員ですら、患者から『ありがとう』という言葉をかけてもらえますが、私たち臨床工学技士はその存在すら知られていません。先輩たちの中には、そういう『影の存在であること』がストレスになっているようでした。だから職場の飲み会では、愚痴がえげつないんです。『あの医者はカツラだ』とか『あの看護師はバツ2だ』とか、どうでもいいことばかりです」

同僚の劣等感に辟易する日々

川崎さんの観察では、男性の臨床工学技士ほど劣等感が強い傾向にあったそうです。

「ある男性の先輩は、理学療法士や作業療法士が、患者から『先生』って呼ばれるのが気に入りませんでした。『あいつらだって、専門学校出だろう』って言うんです。『あいつら、自分たちで呼び合うときも先生を付けているんだぞ、気持ちわりい』とも言ってました。学歴や仕事へのコンプレックスが強い人でした」

その劣等感は、後輩である川崎さんへの攻撃に変化しました。

何か問題が起こると、最初に「犯人」にされるのは川崎さんでした。川崎さんが3年目に入って仕事をこなせるようになると、川崎さんの後輩がターゲットになりました。

川崎さんがその男性臨床工学技士と一緒に、臨床工学技士会の県支部の飲み会に参加したところ、他の医療機関の人たちの前で、「こいつ、本当に何にも知らないんですよ」などと言われ、頭を叩かれました。

院内では、独身の川崎さんの年齢と婚期を結びつけた発言をされることがありました。

「100%純粋なセクハラです。本当に嫌な奴でした」

川崎さんは悔しそうにそう言いました。あなたも川崎さんのように「どうして臨床工学技士はこんなに卑屈になる必要があるのだろうか?」と感じたことがあるのではないでしょうか。

もちろん使命感に燃えている人もいますが、「医師の指示でしか動けない」「看護師が安全に医療機器を使えるようにフォローする」という仕事の性質上、臨床工学技士には「たまには評価されたい」というコンプレックスが生まれがちです。

数値からみる臨床工学技士業務の実態
  1. 臨床工学技士だけで構成する独立部門がない医療機関は2割超…独立部門がある医療機関は77.5%だが、「看護部門に所属」は7.6%、「事務部門に所属」は1.4%。
  2. 自分たちの部屋がないが1割強…臨床工学技士専用の部屋がある医療機関は67.3。他職種と共同の部屋は12.9%。
  3. 当直は多くないが、自宅待機は結構多い…「日勤+夜勤」は75.5%で、「当直あり」は6.4%だが、「宅直あり」は17.8%にものぼる。
  4. 安全管理責任者が医師は3割…「医療機器安全管理の責任者は臨床工学技士」という医療機関は64.1%。「医師が責任者」は29.8%。看護師や診療放射線技師や臨床検査技師が「責任者」の医療機関もそれぞれ1%程度。

資料「臨床工学技士に関する実態調査2012」(日本臨床工学技士会)

http://www.ja-ces.or.jp/ce/wp-content/uploads/2013/06/0794494ad5880d05d77bf32e7b8917df.pdf

辞めたい理由と悩み3:サービス残業は当たり前。出退勤管理すら曖昧で、だらしない労務管理が退職を決意させる。

川崎さんが病院を辞めた理由その3は、ブラック企業並みの労働環境でした。セクハラとパワハラの状況は、紹介した通りです。これらに加えて、当たり前のようにサービス残業がありました

例えば、透析センターの早番勤務は7:00~15:00でしたが、午前中にスタートする透析患者の終了予定時刻が15時だったのです。もちろん、患者の透析が終っただけで、川崎さんたちスタッフにはやることがたくさんあります。

透析の終了直後は、高齢の患者だとふらついって転倒する恐れがあるので、体調管理が必要になります。これは看護師の仕事ですが、同時に複数人が透析を終えると、臨床工学技士もこの仕事に駆り出されます。

その一方で、透析装置の後片づけは、看護師は手伝いません。というより、下手に機器類をいじられて不具合が起きたら、川崎さんのせいになってしまうので、触らせません。

よって、早番勤務は、どんなにはかどっても14:30あがりなのですが、川崎さんは5年の間、1度もこの1時間半分の残業代をもらったことはありません。それに加えて、出退勤管理の記録自体が非常にあいまいな職場だったそうです。

ただ川崎さんは「ここまでだらしない労務管理は、この病院に独特のものかもしれません。最近は病院もサービス残業の摘発を受ける時代ですから、きちんとしているところが多いようですよ」と話していました。

それにしても「残業になるのは仕事ができないから」「仕事ができない奴が残業代を請求するな」という前時代的なマインドは、臨床工学技士たちに植え付けられているのかもしれません。本来、臨床工学技士がいなければオペ室、集中治療室も安全に稼働できないはずなのですが…。

臨床工学技士たちが動かしている機器の種類その1(オペ室)
順位 手術室の医療機器の種類 「関わっている」と回答した臨床工学技士の人数(回答数1,298人、複数回答)
1 麻酔器 1,013人 78.0%
2 自己血回収装置 945人 72.8%
3 電気メス・レーザーメス 932人 71.8%
4 内視鏡手術関連装置 722人 55.6%
5 超音波凝固切開装置 651人 50.2%
6 無影灯 615人 47.4%
7 手術台 601人 46.3%
8 医療ガス関連 586人 45.1%
9 マイクロスコープ 337人 26.0%
10 眼科手術関連装置 335人 25.8%
11 手術用ナビゲーション装置 274人 21.1%
12 脳・脊髄電気刺激装置など 252人 19.4%
13 消毒滅菌装置 221人 17.0%
14 その他 92人 7.1%
臨床工学技士たちが動かしている機器の種類その2(集中治療室)
順位 集中治療室の医療機器の種類 「関わっている」と回答した臨床工学技士の人数(回答数1,287人、複数回答)
1 人工呼吸器 1,202人 93.4%
2 持続的血液透析濾過装置 1,167人 90.7%
3 個人用透析装置 1,080人 83.9%
4 IABP装置 1,072人 83.3%
5 除細動器 1,064人 82.7%
6 PCPS装置 1,008人 78.3%
7 生体情報モニタ 997人 77.5%
8 体外式ペースメーカー 863人 67.1%
9 血液ガス分析装置 525人 40.8%
10 電気メス 403人 31.3%
11 その他 67人 5.2%

 資料「臨床工学技士に関する実態調査2012」(日本臨床工学技士会)

http://www.ja-ces.or.jp/ce/wp-content/uploads/2013/06/0794494ad5880d05d77bf32e7b8917df.pdf

では、臨床工学技師としてに勤めるあなたはどうすればよいのでしょうか?
この先もつらい現実に耐えながら生きていかなけばならないのでしょうか?
いいえ、臨床工学技士の人生を変える解法」はきちんと存在していますので、それを今からご説明いたします。

あなたの「職場を辞めたくなる悩み」への対応策

1.人工股関節置換のナビ技術を習得、臨床工学技士における最先端技術を有したプロフェッショナルを目指す

臨床工学技士の世界で誇りを持って生きていくためには、他の同業者にはない技術、知識を所有することで、医師やコメディカル含めた周囲から「いなくては困る存在」として一目置かれる立場に身を置くことが第一です。

例えば人工関節置換のナビ技術など。

臨床工学技士としての経験が長いあなたなら、川崎美穂さん(仮名、27歳)が、わずか5年の職歴の中で透析室=血液浄化業務にしか携われなかったことに同情を禁じ得ないのではないでしょうか。

医療機器を扱う臨床工学技士の仕事では、変形性股関節症の代表的な治療法である、人工股関節置換術が注目されています。

この手術を専門にする医師は、ナビゲーション技術を導入しています。そうです「自動車のナビ」のナビゲーションです。

人工股関節置換術は、変形してしまった本人の骨、つまり股関節を、チタンとセラミックで作った人工の股関節に置き換える手術です。

この手術は、ヒトの骨の中でも最大級の骨を露出させるため感染リスクが高く、さらに「縦横無尽」に動く股関節を「ちゃんとした位置」に設置しなければならないため、熟練の技術が必要でした。

しかし、ナビゲーションシステムを使えば、人工股関節を設置する位置がミリメートル(mm)単位で分かり、しかも外科医の手をそこまで導いてくれるのです。こんな素晴らしい医療機器ですが、これを導入している病院や医師は多くありません。なぜなら、人工股関節置換術に使うナビゲーションシステムは、当然のことながら、自動車のナビのように「誰でも」「簡単に」「いつでも」「手軽に」使える代物ではないからです。

このシステムを使うには、医師だけでなく、手術室看護師、そして機械のスペシャリストである臨床工学技士のスキルアップが欠かせません。まさにチーム医療の典型です。

人工透析装置は、かつては最新機器でした。「腎臓が悪いだけ」で死ぬしかなかった「腎臓以外は健康」な人たちを救うことができる、夢のマシーンです。

しかし、機械を専門に扱う臨床工学技士たちにとっては、全国どこでも使われている透析装置は、ハードとしての魅力が薄い装置です。

最先端のもの、最新のものを触りたくなるのが、臨床工学技士の「性(さが)」なのです。あなたもこの分野に進んでみてはいかがでしょうか。医療機器の探求は、健康の探求でもあります。

人工股関節置換術のナビゲーションシステムは、正確な手術を実現することで、手術創を最小限にでき、さらに手術直後のリハビリが可能になり、患者のQOLを格段に高めているのです。

あなたがこの道に進むことは、良い医療を世の中に広める社会貢献にも寄与するのです。

2.遠くない将来のために、手術ロボット分野のオペレーション情報収集に積極的になっておく。

前項と同じく、あなたが職場に「いなくては困る」といわれるポジションを得るための知識として、手術ロボット分野も臨床工学技士にとっては必須の知識分野となってくるでしょう。

前立腺がん治療で鮮烈なデビューを果たした手術ロボット「ダビンチ(da vinci)」。1999年にアメリカで発売され、国内では200台以上が導入されました。全世界では4000台に迫る勢いです。

内視鏡カメラとロボットアームを備え、外科医は手術室内にいますが、患者の前に立つわけではありません。モニター画面を見ながら、両手に装着したコマンドを動かして、アームをコントロールします。日本では泌尿器科に加え、消化器外科、胸部外科、婦人科の各分野でも保険適用されています。

医療用ロボットは、今後ますます発展するでしょう。なぜなら、患者の状態や病変によっては、外科医がメスを握って患者の内臓を切るより、正確な手術ができるからです。

ところが、ロボットを扱うスキルを身に付けることが苦手な医師もいます。治療スキルと機械を扱う技術はまったくの別物だからです。

だから、あなたは手術ロボット分野の知識収集を今のうちから務めておくことを強くお勧めします。

医師が苦手とする医療分野が発展するということは、その分野を得意とする人たち、つまりあなた方、臨床工学技士が活躍できるステージが増えるということです。「医師に教える仕事」それが未来の臨床工学技士の業務なのです。

例えば、岩手県のときわ会グループ(公益財団法人ときわ会)においては、導入しているダヴィンチシステムにおける臨床工学技士業務の内容(ダヴィンチのセッティング、当日準備模様、術中の模様)を詳細に下記で説明しています。

引用:http://www.tokiwa.or.jp/columns/sukoyaka/116.html

臨床工学技士手術室業務 手術支援ロボット『ダ・ヴィンチ』について|ときわ会グループ|福島県いわき市
すこやかコラムでは、最新の医療情報や健康に役立つワンポイントアドバイス、病院内での取り組みやお仕事紹介など、医療や健康にまつわる話題を毎週お届けいたします。

3.臨床工学技士のスキルを活かして他業界に転職する

もしも臨床工学技士であるあなたが、「もう病院は嫌だ」「医者や看護師たちにアゴで使われるのはもうたくさんだ」そのように考えているあなたには、思い切って医療機関から出ることをおすすめします。

医療機関は出ても医療分野から離れる必要はありません。医療機関には上から目線の医者や看護師たちがいますが、医療というアルプス山脈においては、医者や看護師以外の職種の人がトップに立てる可能性があります。

あなたたち臨床工学技士がトップランナーになれるのです、例えば具体的には、医療機器メーカーへの転職をおすすめします。

先ほど紹介したダビンチだけでなく、内視鏡もペースメーカーもカテーテルも、医療を変えてきました。医療を前進させるのは、なにも医者だけではないのです。機械屋も医療を革新的に変えることができるのです。

他業種への転職…不安はよくわかります。

しかし、まく医療機関での臨床工学技士勤務を抜け出して、人生の立て直しに成功した人の多くは、臨床工学技士以外への道を選択した人々なのです
この件について、以下でより詳しく説明いたします。

臨床工学技士の辞め方とタイミング

先輩からまさかの「辞めればいいよ」のあっさりした一言。でも看護師や医師たちは私の気持ちを分かってくれていた。

臨床工学技士の退職は、2つの真逆のパターンにくっきりと分かれます。1つは執拗に慰留されるタイプで、2つ目は「辞めたきゃ辞めればいいじゃん」と突き放されるタイプです。

新卒で入った病院をわずか5年で退職することにした川崎美穂さん(仮名、27歳)は、後者のパターンでした。

それほどの指導はしてくれなかったものに、一応は川崎さんの「指導役」だった職場の先輩に退職の決意を伝えると、「辞めたきゃ辞めればいいじゃん」と言われました。

「私は別に、引き止められることも、ましてや同情を期待していたわけでもありません。でも『なぜ若手の私がこんな短期間で退職に至ったのか』ということは、知っておいてほしかったので、退職理由すら尋ねられないことに、とても落胆しました」

川崎さんは、自分の退職くらいでは、この臨床工学技士グループの病理は治療できないと悟りました。

ところが、病院の総務部が川崎さんの退職届を受理した日以降、川崎さんはさまざまな職場の看護師から「辞められると困る」と言われました。

かつて川崎さんに冷たく接した透析センターの医師も「どうしてうちの病院はまともな人から辞めていくんだろう」と言ってくれました。

川崎さんは嬉しく感じた反面、「こう言われるのは当然かも」と思いました。それは「人が嫌がる仕事を積極的にやってきた」という自負があったからです。

透析センターでは、早番の日は一番早く職場に到着しました。帰りしな病棟のナースステーションの前を通りかかったときに、機械をチェックしている看護師を見かけたら、必ず声をかけて応急処置をしてあげました。

機器類の修理をする場合の「正規ルート」は、時間がかかるばかりか、顛末書を書かねばならず、看護師の大きな負担になっていました。だから、川崎さんが「ちゃっちゃ」と治してあげれば、看護師たちの業務は大幅に減るのでした。

さらに川崎さんは、新人のころに「教えてもらえないことのストレス」を経験していましたから、新人看護師や新人医師に対し、惜しみなく知識を分け与えました。

医療機器メーカーが発行している「英語版の直訳風日本語」マニュアルが分かりにくいと言われれば、川崎さんはオリジナルのマニュアルを写真入りで作ってあげました。こうした小さな努力の積み重ねが、川崎さんの退職を惜しむ声につながったのでした。

あなたも、「退職をしようかな」という気持ちが湧いたら、同僚や他職種たちに親切にしてあげてください。

追い出されるように辞めるのと、惜しまれて辞めるのでは、次の職場での「第1日目」の心構えが全然違います。

ねたみとそねみが蠢く職場では、あなたは1ミリも成長できない。限界を感じたなら、退職の決意を固くしよう。

「最後の最後まで私を不快にさせたのは、残念ながらおなじ立場であるはずの臨床工学技士の同僚たちでした」

川崎さんは悔しそうにそう言いました。

「辞めたきゃ辞めればいいじゃん」と言った直属の先輩だけでなく、ほかの臨床工学技士たちも、川崎さんが退職するという情報を聞くやいなや、川崎さんに「なぜ辞めるの?」と詰め寄りました。

その「なぜ」は、「どんな嫌なことがあったの?」という心配ではありませんでした。彼らの興味は「経験5年程度の川崎がどこに転職するのか」だったのです。

川崎さんはこう分析しています。

「もし私が良い転職先を見つけたのであれば、彼らはどうしてもその情報を入手したかったのでした。ほぼすべての臨床工学技士から、『どこか良い病院を見つけたの?』と聞かれました。彼らの辞めたがっていたんですよ。

それと同時に、彼らは、私の転職が失敗すればいいと思っているようでした。暗い洞窟から逃げられない人は、脱出を試みる人の惨事を期待しちゃうんです。つくづく『腐った人たちだな』と感じました」

もしあなたが、同僚に対して「仲間の新たな一歩を祝福できない人たち」と感じたら、それが本当の辞め時なのかもしれません。

尊敬できる先輩、切磋琢磨できる同僚、知識の吸収に貪欲な後輩、そのようなメンバーが皆無の組織に居続けても、あなたは1ミリも成長できないでしょう。

臨床工学技士の勤務経験が優遇される、より就労条件のよい「おすすめ転職先」の例

1.臨床工学技士が優遇される!医療機器メーカーに転職

臨床工学技士の仕事に疲れたあなたに、医療機器メーカーへの転職をすすめるのは、あなたがこれまでの長きにわたって医療機器に触れてきたからだけではありません。医療機器メーカーにはとてつもない将来性があるからです。

転職サイトのDODAは「医療機器業界への転職」を特集したページを作成しています。そこには、外資系診断機器メーカーに転職して、年収を100万円アップさせた事例や、キャリアカウンセリングの受け方などが解説されています。

これは、業界全体が優秀な人材を渇望していることを意味しています。業界の将来性が輝かしいからこそ、求人にコストをかけることができるのです。

首相官邸には現在、健康・医療戦略推進本部というチームがあり、内閣総理大臣が本部長を務めています。その中に「次世代医療機器開発推進協議会」があります。その名の通り、医療機器メーカーを育成して、「株式会社日本」の成長エンジンにすることを狙っています。

この協議会で取り上げられた「現在の課題」は、あなたの転職にも大きく関わってくると考えられますので、抜粋して紹介します。

日本の医療機器メーカーの課題
  • 販路の拡大や海外展開が進まない
  • 優秀な技術を持つが、企業規模が小さい
  • 医療機器産業において海外で活躍する人は、ほとんど個人で行動していて、個人では信頼感が低い
  • 企業各社がIoTで連携する必要がある
  • 医療機器の海外展開を考えると、アメリカがずば抜けてハードルが高く、ヨーロッパは低い

こうした課題から見えてくることは、日本の医療機器メーカーは「高い潜在能力を有するが、成長産業にまで育っていない」ということです。つまり、「やれば成長する」「やっただけ儲かる」分野なのです。かなり期待できる業界です。

さらに、もっと興味深い「課題」があります。それは、次の2点です。

  • 実際の医療機器のプロジェクトの会合では「医療の価値の話」がものすごく薄く、「技術の話」が9割近くを占めている
  • 医者とエンジニアとビジネスがイコールパートナーではない

こうした課題が上がっているということは、裏を返せば、

  • 医療機器のプロジェクトでは、もっと医療の価値の話をすべき
  • 医者とエンジニアとビジネスが同等の立場で進めるべき

ということです。

医療機器における「医療の価値の話」も「技術の話」も、臨床工学技士であるあなたの得意分野ではないでしょうか。

そして、医療機器開発分野においては、あなたの知見が、医者やビジネスパーソンの知見と同等に扱われるのです。これは「縁の下の力持ち」から脱却を意味しています。いまこそ表舞台に立つときなのです。

資料:

「特集2030年のヘルスケア、日本の成長戦略と健康・医療分野への期待」(野村総合研究所)

https://www.nri.com/~/media/PDF/jp/opinion/teiki/chitekishisan/cs201603/cs20160304.pdf

「次世代医療機器開発推進協議会の開催について」(首相官邸)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/kaihatsu/pdf/konkyo20170331.pdf

「第3回次世代医療機器開発推進協議会 議事概要」(首相官邸、2016年3月30日)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/kaihatsu/dai3/gijigaiyou.pdf

2.アプリケーションスペシャリストとして転職する

同じく医療機器メーカーからの求人となりますが、近年注目度の高い、内視鏡メーカーにも人工呼吸器メーカーにも、技術者でも営業担当でもない職があります。それはアプリケーションスペシャリストで、これこそ、臨床工学技士の資格が「モノを言う」職種といえます。

アプリケーションスペシャリストは、医療機関に出向き、医療機器の操作説明をしたり、デモンストレーションを行ったりします。

見事ご購入となれば、マシンの立ち上げも任されます。

そのほか、医者への情報提供、学会での展示ブースの解説、講習会での講演、機器のチェックといった仕事があります。

尚、アプリケーションスペシャリストの年収は医療機関よりやや高いといわれておりますので、待遇面でもこれまで以上に満足できる数字が期待できるでしょう。

一般的な医療機器アプリケーションスペシャリストで年収450~500万円+残業代といったところでしょうか。3年程度の経験を積むことで、500万円を楽に超える給与を狙うことができる職種です。

実際のアプリケーションスペシャリスト求人例
資料「臨床経験を活かす医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリスト」(ジョブスルー)http://jobthrough.com/me/contents/oyakudachi/careerchange

3.業績も好調で経営資本も手堅い、大手の国内内視鏡メーカーに転職

ご存じのとおり、日本は世界に名だたる内視鏡メーカー天国です。中でも医療用内視鏡の最大手オリンパスの業績が好調。同社は一時は赤字に転落しましたが、2016年3月期の連結決算で、過去最高益を更新しました。

同社の消化器内視鏡において世界で7割以上のシェアを握っています。そこで今後は、外科手術への進出を目論んでいるのです。

外科用の内視鏡は、腹腔鏡手術などで使われます。この分野でのオリンパスの世界シェアは20~25%程度で、ドイツやアメリカメーカーの後塵を拝しています。

「新オリンパス」の強みは、資本提携したソニーの技術です。ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社という、両社の社名を冠した会社もあります。

オリンパスの内視鏡に、ソニーの「4K」画像を組み合わせた新商品で、外科の世界に進出する狙いです。

侵襲が小さい内視鏡による治療は、患者から切望されますが、一方で内視鏡を操作できる医師を増やさなければならない、という課題もあります。

そこで医療機器メーカーは、こぞって簡単に操作ができる内視鏡の開発に力を入れています。カプセル内視鏡はその代表格といえるでしょう。

臨床工学技士であるあなたなら、新しい製品の魅力を正確に伝えることができるでしょう。勇気を持って「次の1歩」を踏み出してみてください。

内視鏡メーカーの求人例
企業、地域 業務内容 年収 応募条件
大阪市の医療機器メーカー 内視鏡システムの販売支援、アプリケーションスペシャリスト 400万~600万円 臨床工学技士免許、内科または消化器科での勤務経験
横浜市の医療機器メーカー 人工呼吸器、AED、ペースメーカーの販売支援 300万~400万円 循環器経験があれば尚可
東京都日野市の医療機器メーカー 手術用機器の販売支援 450万~600万円 手術室経験尚可

人生の選択肢は常にあなた自身が持っている

臨床工学技士として医療機関勤務のあなたの人生を変えるために、まず一番注目すべきことは「医療機関の臨床工学技士現場以外の職場もあることを知る」ということです。
案外、外部と交流がない臨床工学技士業界人は井の中の蛙になることが多いです。
自分の会社以外のことを全く知らないというケースも非常に多いようで、勇気を出して一歩外に踏み出せば大きな海が広がっているということを、改めて考えてみてはどうでしょうか。

兎に角、どうしても今の悩みが解決できなければ「別に辞めればいい」「辞めたっていいんだ」「自分は自由に人生を選択できるんだ」と割り切ること。

周囲からの目を気にしたり、あなたの人生と無関係な上司のメンツを立てて、自分の人生を後回しにしてします思考こそが「今の職場を辞められなくなってしまう」ことの最大原因であり、悩みをより深くして人生を間違えてしまう事につながります。

転職コーディネーターに無料相談することから始める

自分自身でまず何をしてよいかわからないならば、人材紹介会社に登録するのも手。
転職コーディネーター経由で他の業界、企業の内情を知ることができますし、冷静な第三者の目で、あなたのスキルと経験を活かせる新しい職場を用意してくれます。

また、辞めづらい今の職場で、(転職先を紹介してもらった後に)スムーズに次の職場に移動するための方法やタイミングなどもしっかり教えてくれますよ。

いきなり仕事を辞めたりはせず、まずはじっくり転職エージェントと無料のアポイントを取って、今後の動き方を相談しつつ、あなたの希望に沿った新天地候補をじっくりと紹介してもらうべきでしょう。

医療機関の臨床工学技士を辞めたい人は、業界内でも「優秀なコンサル」が揃う転職エージェントのDODA(デューダ)を利用すべき

医療機関の臨床工学技士を辞めたい人には、転職を支援してくれるプロフェッショナル、転職エージェントのDODA(デューダ)の利用がおすすめです。

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DODA(デューダ)の転職エージェントサービスにどんな特徴があるのか見ていきましょう。

DODAが他社と比較して優れている評価ポイント

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これらのサポートをプロのキャリアアドバイザーと分野別に特化したコンサルタントの2人が行ってくれるので、効率良く転職活動を進められるのです。

同業種への転職とは異なり、臨床工学技士が他業種へと転職するに当たって多少なりともハードルが高くなります。

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