動物病院(トリマー、動物看護師)を辞めたい人へ=つらい職場を上手に辞める方法

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野村 龍一

野村 龍一

医療系転職コンサルタント企業で700名以上の医師転職支援に関わる。近年は医療以外にも様々な業種からの「私も会社を辞めたい」という転職相談が相次ぎ、転職成功者のインタビューを敢行中。2016年12月より一般転職に関する情報提供、人生相談を当サイトにて開始。




記事の目次

ワンちゃんやねこちゃんと、毎日ふれあえて楽しいばかりの職場と思われるが、現実は楽しい事ばかりではない、トリマー、動物看護師の仕事

野村龍一
今回は動物病院でトリマー兼動物看護士として勤務されていた、下村小夜子さん(仮名)の転職ストーリーです。
下村小夜子 さん
一見楽しそうなトリマー、動物看護士業界も実はなかなか大変です。仕事が自分にあわなくて、転職を常に考えている方も多いですから、良かったら私の例を参考にしてみてください。

私は、動物看護科の専門学校を卒業して、トリマー兼動物看護師として、7年ほど働いていました。

動物病院にとって、動物看護師は欠かせない存在です。よく、「動物看護師として働いている」と話すと「動物病院の受付の人?」「獣医師のお手伝いさんでしょ?」と言われてしまうことが多く、あまり世間には詳しく知られていない職業の1つです。

動物看護師の仕事は、動物病院の受付をしたり、電話の応対、薬の説明や会計、診察時の動物の保定、血液検査や糞便検査、動物病院内の在庫の管理、獣医師が処方した薬を作ったり、手術前の準備、手術の助手、麻酔の管理をしたりもします。

私はトリミング室もある動物病院で勤務していたので、動物看護師の仕事もしながら、トリマーとして、ワンちゃんのトリミングも行なっていました。

私が、トリマー兼動物看護師を辞め、退職した理由

私は、勤務して7年目になったとき、妊娠していることが分かりました。妊娠が分かってすぐにつわりが始まり、つわりの症状がひどくて、そのままま退職することになってしまいました。

その時は、動物看護師の中で私が一番上で、後輩たちに、トリミングのやり方、カットの仕方、飼い主さんとの話し方や受け答えなど、いろいろ教えている時期でした。

後輩にもっと、たくさんの事を教えてから退職したかったのですが、身体とお腹の赤ちゃんのことを考えて、退職せざるを得ませんでした。

院長先生に、身体に負担がかかるし、無理をしない方がいいでしょうと言われ、退職を決めました。

まだまだ動物看護師でいたかったのもありますし、飼い主さんとも仲良くなっていて、信頼もされて、トリミングなどを指名されたりもしていたので、何も挨拶無しに辞めてしまったことが、心残りでした。

これから、子供を産み育てていくので、少しでも貯金が出来ればとも、思っていました。つわりがこんなにひどくなければ、そのまま数ヶ月間でもいいので、働き続けたかったです。

専門学校卒業後から、ずっと正社員として働いていたので、いきなり職がなくなり、ぽっかり穴があいた状態で、何をしたらいいのかわからなくなりました。

私が突然退職してしまったこともありましたが、働いていたの動物病院では、求人を出して面接や職場実習にも何人か来たのですが、採用とはならずに、新しい動物看護師が半年ほど決まりませんでした。

やはり、人数の少ない職場でしたので、突然退職してしまったことで、迷惑をかけてしまったと思います。求人を出しても、なかなか新しい人が決まらないという事もあり、申し訳なく感じる事もありました。

やっと、代わりの新しい動物看護師が決まった動物看護師に話を聞いた時には、とても安心しました。

トリマーや動物看護師が退職してしまう理由は?

念願のトリマーや動物看護師になれたとしても、退職してしまう人も多くいます。トリマーや動物看護師に限った話ではありませんが、職場での人間関係が上手く行かなかったという理由で退職してしまうこともあります。

動物病院もトリミングサロンも、少人数の職場がほとんどなので、人間関係が上手くいかないと、耐えるのも、かなりの苦痛になります。職場の人たちとの関係が悪くなってしまうと、仕事にも支障をきたしてしまう人もいます。

他によくある理由は、トリマーや動物看護師は仕事のわりに給料が少ないということがあります。トリマーですと、一日中立ち仕事で足腰にかなりの負担がかかり、大型犬や暴れる犬を抑えたりするため、かなりの体力を消耗します。

1日に何時間も、ハサミを使うことにより腱鞘炎になってしまう人もいるのです。

腱鞘炎になってしまうと、うまくハサミを動かすことができなくなり、いままでのように、綺麗な仕上がりならなくなってしまいます。

動物看護師ですと、就職してからひどい動物アレルギーを起こしてしまうこともあります。いままで猫アレルギーなど症状が出なかった人でも、毎日いろいろな動物に接することにより、重いアレルギー症状を引き起こしてしまう人もいます。

診察中に、ひどく鼻水やくしゃみ、咳が出てしまったり、皮膚に症状が現れる事もあります。動物に対するアレルギーの症状は、トリマーも同じで、犬が触れる手や腕などに、ひどいアレルギー症状が出てしまう人もいます。

手袋を着けて、仕事をする人もいますが、続けて行くことが難しく、退職してしまう人が多いです。トリマーや動物看護師は、このようなさまざまな理由で退職してしまうことがあるのです。

トリマーや動物看護師は、大好きな動物と毎日触れ合うことが出来て、飼い主さんにもたくさん褒められて、大変やりがいのある仕事ですが、好きだという理由だけで続けられる仕事ではないのです。

トリマー、動物看護士業界ならではの、就業中の不満、大変さ、辛さと悩み

辞めたい理由と悩み1:責任ある仕事とバランスがあまりに取れていない、低い給与水準。

ペット業界はほとんどそうですが、トリマーや動物看護師などの給料は、仕事の内容の割に少ないです。給料が少ないところですと、初任給が手取り10万円ほどのところもあります。

トリマーは、ほとんど立ち仕事で、ハサミを持ちながら、動き回るワンちゃんおさえます。

ケガをさせてしまわないように、台から落としてしまわないように、最新の注意を払いながら、ドライヤーで毛を乾かしたり、ハサミで毛をカットしたりトリミングを行います。

ペットホテルも受けているショップですと、ゴールデンウィークや、年末年始も休まず営業していることが多いです。特に年末は、自分のお家のワンちゃんを綺麗にしてあげたいという方が多いので、トリミングサロンはかなり忙しくなります。

ですから、世間が連休で楽しんでいる期間に、トリマーは忙しいことが多いので、なかなか休めないのです。

動物看護師の場合は、朝8時頃から勤務し、19時や20時に午後の診察が終わり、1日の仕事が終わることが多いです。

しかし、腸閉塞や子宮蓄膿症などの緊急手術が午後の診察後に入ると、午後の診察が終わった後20時ごろから手術が始まり、23時や24時頃まで働くこともあります。

動物病院にもよりますが、緊急手術で仕事の終わる時間が遅かったとしても、 残業代の出ないところもあります。私は働いていて、そのような日が3日間続いた事もあります。

4月〜6月の狂犬病予防とフィラリア予防が被る時期も、かなり忙しく、毎日大変です。

通常の診察や検査と並行して、狂犬病ワクチン接種やフィラリア予防薬をもらいに来るワンちゃんがたくさん来るので、狂犬病ワクチンの注射済証を記入したり、フィラリア検査をしてフィラリア予防薬を処方します。1日に数十頭からそれ以上のワンちゃん達が来るので、記入ミスや薬の私間違えなどにも十分注意しなければいけません。

動物病院の待合室も毎日混み合い、待ち時間が長くて飼い主さんに怒られてしまうこともあります。この時期は診察終了時間も遅くなり、それによって昼の休憩時間も削られてしまいます。

動物看護師は、休憩時間も電話の応対もしていることが多く、動物病院の入り口の鍵を開けていれば、患者さんが来る事もあります。

ですから、休憩時間にも働く事が多いのです。

休憩時間に、急患のワンちゃんやねこちゃんが来て、そのまま検査や処置、手術などを行う事もあります。そして、休憩時間もなくなり、昼の時間の手術や午後の診察が始まるのです。そのような忙しい大変な時期でも、他の時期と給料が変わることはありません。

辞めたい理由と悩み2:汚い、臭い仕事ばかりであること。虫が苦手な人は寄生虫とも関わることがあるので、大変だということ。

動物看護師は、実際働いてみないとわからないのですが、想像以上にに汚い、臭い仕事が多く、1日に何度も行います。

おしっこやうんちの処理、嘔吐物やたくさんの下痢や、ウジなどの寄生虫の処理もしなければいけません。これをやりたくないと言ってやらなければ、仕事の出来ない動物看護師になってしまいます。

動物と関わる以上、汚いものを触るのは仕方のないことです。他のスタッフ、先輩たちが汚い仕事をしている中、自分だけが「汚いものや、寄生虫には触りたくない。」など言えません。

大切な家族である、ワンちゃんやねこちゃんに寄生虫がついてしまった飼い主さんは、助けて欲しくて動物病院に来ているのです。お金を払って、ワンちゃんやねこちゃんを助けてもらいに来ているのですから、動物看護師が気持ち悪いからやりたくないなんて、言っていられないのです。

トリマーも、汚いワンちゃんを洗ったりするので、汚いことが嫌では、トリマーの仕事が出来ません。

お尻のまわりが、うんちだらけになってしまったワンちゃんや、おしっこでガビガビになってしまったワンちゃん、身体中にシラミやノミがいるワンちゃんが来ることもあります。

送迎で連れて来て、キャリーの中で嘔吐物まみれになっている事もあります。そのワンちゃんも洗いますし、キャリーを洗うのもトリマーの仕事です。

ワンちゃんは、シャンプー前に、必ず肛門腺を絞りますが、その分泌液が自分にかかってしまうこともあります。その臭いは、本当に臭く、なかなかとれない臭いなので、気をつけなければいけません。

家に帰るまで、ワンちゃんの汚い臭いが、体や髪の毛に染み付いている事も多いです。トリマーとして働いている以上は、汚いこと、臭いことを我慢して働かなければいけません。

辞めたい理由と悩み3:飼い主さんの大切な家族、大切な命を預かる仕事であるということのプレッシャー。

トリマーもそうですが、特に動物病院は、具合の悪いワンちゃんやねこちゃんが多く来ます。そして、トリミングやペットホテルで預かったり、手術や入院治療が必要な子であれば、何日も入院することもあります。

飼い主さんは、大切な家族を元気にしてほしい、大切にお世話をしてほしいと思って、こちらの動物病院を選んで来てくれています。

ですから、トリマーや動物看護師のミスで、なにか重大なことを起こしてはいけないのです。小さなミスを起こすことによって、怪我をさせたり、命に関わることが起きる場合もあるのです。

例えば、獣医師が処方した薬を、動物看護師が作ります。1回の量、1日何回飲ませるかなどを、決して間違えて作ってはいけないのです。

ワンちゃんやねこちゃんは、私たち人間よりもずっと小さな身体なので、薬の量を間違えてしまっては、大きな問題が起こることもあります。

注射をする薬品の名前、量、点滴の輸液剤の種類、流量なども、獣医師によく確認して、動物看護師が準備をするのです。

大切なワンちゃんやねこちゃんが、亡くなってしまったり、後遺症が残ってしまっては、うっかりミスをしてしまったでは許されません。

では、トリマー、動物看護士として勤めるあなたはどうすればよいのでしょうか?この先もつらい現実に耐えながら生きていかなけばならないのでしょうか?
いいえ、トリマーや動物看護士の人生を変える解法」はきちんと存在していますので、それを今からご説明いたします。

あなたの「会社を辞めたくなる悩み」への対応策

1.経験を積んで、技術を向上し、すこしずつ給料が上がるのを忍耐強く待つ。

トリマーや動物看護師などのペット業界は給料が少ない職業です。もともと給料が少ない職業だということを知っていて、自分の好きなこの仕事を選んだので、それを、理解するしかありません。

給料が少ないという不満があっても、いままで働き続けてきた先輩たちもその給料で働いていたのです。

就職先を選んでいる時から、いろいろな動物病院、トリミングサロンの求人を比べ、出来るだけ給料が高めの職場を選ぶことです。

他には、自分で国民健康保険や国民年金を払うところも多いです。福利厚生も整っていないところも多いので、就職前によく確認しておくことです。

トリマーも動物看護師も、少しずつだと思いますが、経験を積んでいくと給料も上がっていきます。トリマーであれば、高度な技術を身に付けることで、将来自分お店を開業することも出来るでしょう。

2.犬や猫の、おしっこやうんちの処理は、トリマー、動物看護師としてしなければいけない立派な仕事と割り切る。

ワンちゃんやねこちゃんのおしっこやうんちを拭いたり片付けたりするのも、トリマー、動物看護師の大切な仕事です。

おしっこの拭き残しがあったり、うんちのカスなどが残っていると、重篤な伝染病のウイルスで、他のワンちゃんやねこちゃんに感染してしまうこともあります。

ショップ内、動物病院内を日頃から清潔に衛生的に保つことは、責任を持ってやらなければいけない基本的な仕事です。

動物看護師として、寄生虫の処理なども、嫌とは言っていられないので、手袋をしてもいいので自分のやらなければいけない事なので、しっかり行います。

ウジは、生きたまま袋に入れるだけでは、袋を破って出て来ますので、徹底的に退治しなければいけません。汚いことや、寄生虫は、動物看護師として働いていれば、必ず関わらなければいけません。汚いことや、寄生虫が苦手で触れないのであれば、動物看護師には向いていないかもしれません。

トリマーも、同じく汚いワンちゃんを綺麗にしてあげることが、トリマーの仕事なので、責任を持って行います。

例え、汚いワンちゃんでも、「これから綺麗にしてあげるからね」と伝え、嫌がらずに洗わなければいけません。決して飼い主さんの前で、汚いなど言ってはいけませんし、嫌がる表情も見せてはいけません。

3.飼い主さんに、信頼されるトリマー、動物看護師になれるように、飼い主さんとのコミュニケーションもたくさんとる。

トリマー、動物看護師は、ある意味接客業でもあります。飼い主さんに気に入ってもらう事で、トリミングの指名を頂けたり、信頼してもらえるのです。

飼い主さんとの、コミュニケーションは思っているよりも大切です。

ワンちゃん、ねこちゃんの性格や病歴なども把握して、以前話した内容なども覚えていて話すと、飼い主さんはとても喜んでくれます。

爪切りや耳掃除だけで、動物病院にきて、その処置だけでも、私を気に入ってくれている飼い主さんは指名してくれていました。

飼い主さんが信頼してくれて、たくさん指名を頂けたり、「あの看護師さん今日はいないの?」など言われたりすると、職場のスタッフや、院長先生からの信頼も厚くなります。

就職したては、「いつもの看護師さんはいないの?」「あのトリマーさんが良かった」など、少し傷つくことを言われたりもしますが、数年働いて、笑顔で毎日努力していけば、飼い主さんも、そのうち認めてくれます。

4.今の職場を辞めて他の職場へ転職する

あなたを取り巻くストレスから解放されるもっとも効果的な方法は、他の職場へ転職する、もしくは、スッパリとトリマー、動物看護士業界から抜け出して他業界に転職をすることでしょう。厳しい業界で培ったビジネススキルを生かせる職場は、あなたが自分で思っている以上にたくさん存在しています。

他業種への転職…不安はよくわかります。

しかし、まくトリマー、動物看護士勤務を抜け出して、人生の立て直しに成功した人の多くは、トリマーや動物看護業界以外への道を選択した人々なのですこの件について、以下でより詳しく説明いたします。

トリマー、動物看護士の辞め方とタイミング

辞め方とタイミング1:動物病院は人数の少ない職場が多いので、新しいスタッフが決まり、ある程度仕事を覚えてもらうまでは一緒に働く。

開業医の個人の動物病院ですと、動物看護師が2〜4人くらいしかいないところが多いです。なので、突然1人いなくなってしまうと、残されたスタッフに、とても負担がかかってしまいます。

新しく動物看護師として入った後輩に、仕事を教え、ある程度受付や電話、会計や検査の仕方が出来るようになるまでは、一緒に働いていた方が、新しい動物看護師や、他のスタッフのためにも負担がかかりません。

仕事をしながら仕事の合間や休憩時間などに、たくさんのことを教えるので、ある程度仕事が出来るようになるまで数ヶ月はかかるでしょう。

ですから、辞める数ヶ月前、できれば半年以上前から退職したいことを伝え、求人を出してもらいましょう。

就職希望の人がなかなか見つからないこともあります。出来るだけ早めに退職することを決めたら上司に伝えましょう。

辞め方とタイミング2:動物病院は、春の4月〜6月が、狂犬病予防やフィラリア予防で、とても忙しい時期なので、その時期やその直前にいきなり退職しない。

4月〜6月は動物病院が一番混んで忙しい時期になります。1人いるのと、いないのとでは、診察の進み具合にかなりの差が出ます。

この時期に誰かが退職してしまうと、他のスタッフ達に、とても迷惑がかかってしまいます。ですから、新卒の4月から正社員として入った新しい動物看護師が、仕事に慣れてきて、病院の混み合う時期も終わる、6月末〜夏までは、勤務して、それから退職するのが望ましいでしょう。

辞め方とタイミング3:もし自分が一番上の先輩ならば…備品の場所や、注文している業者、在庫の個数なども、細かいことを後輩にしっかりと教えてから退職する。

動物病院内やトリミングサロン内の、備品について、きちんと教えておかなければいけません。どの商品を、どの業者に注文しているかなど、たまにしか使わない器具や診療用具などが、わからなくなりがちです。

あなたが退職してしまったあとに、「これは、どこに注文していたのか?」「これは、どれくらいのストックがないといけないのか?」ということが、わからなくなってしまうこともあります。

他には、たまにしか使わない器具や、注文用紙、シャンプー、ストックの場所なども、細かいところまで教えておきましょう。

辞め方とタイミング4:トリマーの退職時には、常連のワンちゃんの仕上がり写真を事前に記録撮影しておく。

トリマーの場合、自分が担当していたワンちゃんの、仕上がりの写真を撮影して、カルテに貼っておくことをおすすめします。

担当していたトリマーが辞めてしまったあと、この子は前回どのようなカットだったのか、わからなくなってしまうこともあります。

わからないまま引き継ぎ担当者がカットしてしまい、「前と全然違う。こんなカットじゃなかった」など、クレームを受けてしまうこともあります。

ですから、新しく担当するトリマーや、飼い主さんを困らせないためにも、きちんと顔の仕上がりや、横から見た全体の仕上がりの写真を撮っておきましょう。

マズルは大きめに、まつげは残す、あご下は短めになど、気をつけるポイントまで、必ず細かく記入しておきます。

辞め方とタイミング5:トリマーは担当していた常連の飼い主さんに辞めることを伝えてから辞める。

飼い主さんは、担当のトリマーのことを信頼して連れて来てくれています。そのトリマーの人柄や、カットの仕上がりを気に入って連れて来てくれていることが多いので、突然辞めてしまって別のトリマーに代わると、不安を感じてしまう飼い主さんも多くいます。

ですから、退職が決まったら早めに、いつ辞めることになったと飼い主さんに伝え、丁寧に挨拶をします。

そうすると、担当が新しいトリマーに変わっても、「あのトリマーさんはいないの?あのトリマーさんが良かったのに。」など、クレームを言われてしまうこともなくなります。新しく担当するトリマーも、仕事がやりやすくなるでしょう。

トリマー、動物看護士の勤務経験が優遇される、より就労条件のよい「おすすめ転職先」の例

1.ペットショップ運営企業の正社員に転職する

ペットショップには、生体販売を行っているお店と、生体販売を行っていないお店があります。生体販売を行っているお店では、子犬や子猫のお世話や、うさぎ、ハムスターなどのお世話をすることもあります。

他には、ドッグフードやキャットフード、シャンプーなどの販売も行います。

トリマーや動物看護師を経験している人であれば、どのフードがオススメなのか、どのシャンプーがオススメか、ワンちゃんのしつけについて、体のケアについてなど、的確なアドバイスが出来るのでしょう。

飼い主さんと会話をするのにも慣れているので、ペットショップでも問題なく働けるのではないでしょうか。

2.動物看護専門学校、ペット美容科の学校の先生に転職する

トリマーや動物看護師として、実務経験があると、先生になる事も出来ます。自分が卒業した専門学校の先生から、先生にならないか?と、声がかかる場合もあります。

トリミングサロンや、動物病院での実務経験があれば、実際に就職してからのことや、就職活動についての相談にも乗ってあげることが出来ますし、自分が教えてもらったように、生徒たちに教え、成長させてあげることが出来ます。

3-1.トリミングサロンでのトリマーに転職する

こちらは、トリミングサロン以外で働く、トリマーや、トリマー兼動物看護師の人向が対象です。トリミングサロンによって、行なわれているサービスが違いますが、ワンちゃんのシャンプーやカットだけではなく、ねこちゃんのシャンプーを行うトリミングサロンもあります。

他に、ワンちゃんのネイルアートやアロママッサージ、泥パックなど、通常のトリミングとは違う、新たな技術を必要とされることもあります。

トリミングサロンは、個人経営やチェーン店などいろいろありますが、トリマーとしてトリミングの技術を持っていれば、どこのサロンでも働くことが出来ます。

Q.トリミングサロントリマーのやりがいは、どんなこと?

A.飼い主さんに、指名で予約してもらえる。

トリミングの予約をしてもらったときに、指名された時に、やり甲斐を感じます。飼い主さんに、ワンちゃんのカットの仕上がりを見てもらった時に、「次もあなたを指名したい」「次回もこのカットにしてほしい!」など言われて、指名してもらえた時には、嬉しいです。

「この子、あなたのことが好きみたい。」と言われることもあり、ワンちゃんにも気に入ってもらえたら、なおさら嬉しくなります。

A.日々、自分のカットの技術の成長を感じることができる。

毎日ワンちゃんのトリミングをしていると、どんどん自分の技術が上達していくことがわかります。仕上がりまでの時間が短くなったり、カットが前よりも綺麗になってきたりします。

飼い主さんに、「前より可愛くなった。綺麗になった。」など言われた時に、トリマーはやりがいを感じます。

A.ワンちゃんの身体の異常を見つけてあげられる。

トリマーは、トリミングをする前に、必ずワンちゃんの身体のチェックを行います。その、身体のチェックをした時に、どこかに腫瘍などを見つけたり、目や耳、口に異常を見つけることもあります。

飼い主さんが気づいていないことに気づいてあげられることも多いので、その異常を教えて動物病院で診察、治療をしたあとに、飼い主さんに感謝されることも多いのです。

トリマーは、定期的にトリミングしに来る同じワンちゃんに毎回触れていると、いつもと違うところに気付いてあげることができるのです。

3-2.動物病院でトリマー兼動物看護師に転職する

動物病院以外でトリマーをしている人にオススメです。その動物病院やトリミングサロンによりますが、動物病院でトリマーとして働くほうが、給料が少し多いことが多いです。

トリミング施設のある動物病院では、トリマーの求人を出しているところも多くあります。

私のところは、ボーナスも出ていましたし、有給休暇もたくさんとれました。そのかわり、トリマーの仕事だけではなく、動物病院の仕事も、覚えなくてはいけません。

トリマーの仕事もしつつ、診察の保定や、簡単な尿検査や糞便検査、受付や会計も行います。簡単な仕事に慣れてきたら、手術の準備や手術の助手、薬を用意したり、レントゲンの撮影をすることもあります。

Q.動物看護師のやりがいは、どんなこと?

A.病気が治ったワンちゃん、ねこちゃんの飼い主さんに感謝される。

動物看護師は、病気で入院しているワンちゃんや、ねこちゃんの看護もします。

毎日、入院している部屋の中を綺麗にしたり、ごはんやお水を与え、散歩へ連れて行き排泄をさせ、薬をのませたり、包帯を取り替えたりします。

長い入院生活であれば、入院中に洗ってあげたりすることもあります。毎日看護していた、ワンちゃんやねこちゃんが退院する時に、飼い主さんにとても感謝されます。

具合の悪かったワンちゃんやねこちゃんが、元気になった姿を見るのもやりがいを感じますし、飼い主さんに「お世話してくれてありがとう。」「助けてくれてありがとう。」と言われる時も、とてもやり甲斐を感じます。

A.幅広い、さまざまな仕事経験が大きなメリットになる

動物看護師は、驚くほど仕事の種類が多いです。ですから、就職したては覚えることがたくさんありすぎて、大変なのですが、動物病院内のほとんどの仕事が出来るようになった時、1人で任せてもらえるようになった時にやりがいを感じます。

動物病院内の掃除や消毒、診察の保定、薬や点滴の準備、血液検査、糞便検査、尿検査、ペットホテルや入院の動物たちのお世話、受付、会計、電話応対、手術の準備や助手、動物病院内の用具や備品の注文、ワクチンのダイレクトメールハガキの作成などもします。

他には、飼い主さんにワンちゃんねこちゃんのダイエットについて指導したり、看護の仕方を説明したり、しつけについて相談を受けることもあります。

さまざまな仕事をしたり、飼い主さんにもいろいろ相談されるので、仕事をするだけでなく日々の勉強も、大切です。

トリマーや動物看護師などの、ペット関係の職業は、やはり給料が少なく、高収入はあまり期待できません。

しかし、責任もあり、とてもやり甲斐のある仕事です。もしも、さらに高収入の仕事をしたいのであれば、完全に別のジャンルの仕事を探すことも視野に入れた方がいいかもしれません。

人生の選択肢は常にあなた自身が持っている

CRO臨床開発モニター(CRA)

動物病院にトリマー、動物看護士として勤務のあなたの人生を変えるために、まず一番注目すべきことは「動物病院以外の職場もあることを知る」ということです。
案外、外部と交流がないトリマー、動物看護士業界人は井の中の蛙になることが多いです。
自分の会社以外のことを全く知らないというケースも非常に多いようで、勇気を出して一歩外に踏み出せば大きな海が広がっているということを、改めて考えてみてはどうでしょうか。

兎に角、どうしても今の悩みが解決できなければ「別に辞めればいい」「辞めたっていいんだ」「自分は自由に人生を選択できるんだ」と割り切ること。

周囲からの目を気にしたり、あなたの人生と無関係な上司のメンツを立てて、自分の人生を後回しにしてします思考こそが「今の職場を辞められなくなってしまう」ことの最大原因であり、悩みをより深くして人生を間違えてしまう事につながります。

転職コーディネーターに無料相談することから始める

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また、辞めづらい今の職場で、(転職先を紹介してもらった後に)スムーズに次の職場に移動するための方法やタイミングなどもしっかり教えてくれますよ。

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