今の会社を辞めて、大手総合商社に転職する方法教えます。

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野村 龍一

野村 龍一

医療系転職コンサルタント企業で700名以上の医師転職支援に関わる。近年は医療以外にも様々な業種からの「私も会社を辞めたい」という転職相談が相次ぎ、転職成功者のインタビューを敢行中。2016年12月より一般転職に関する情報提供、人生相談を当サイトにて開始。




記事の目次

1.今の仕事を辞めて大手総合商社に転職する具体的方法(大手総合商社への転職に成功した私の自己紹介)

野村龍一
今回は大手総合商社に転職をされた越川正志さん(仮名)からの寄稿レポートです。
越川正志 さん
某電力会社から某大手総合商社に転職を成功させました。商社へ転職希望の方は、私の転職成功例を、是非参考にしてみてください。

業界に入る前:私が他業種から総合商社業界に入った理由

私は1974年生まれの42才で、1998年に新卒で、某電力会社に入社しました。

電力会社では、電話受付、窓口業務などのいわゆる現場業務を都内の営業所で経験した後、本店で事業開発業務を担当し、人材派遣、研修、介護事業などの分野で新規事業企画、新会社の立ち上げ、M&Aなどを担当しました。

その後、社費での米国へのMBA留学を経て、社内異動し、海外部門で海外IPP(発電)事業を経験しました。前職では、順調にキャリアを積み、米国MBA留学経験や米国公認会計士資格も活かせるポジションでやりがいを感じながら、仕事をしていました。

会社として、海外発電事業に注力する方針で、担当していた案件の総括責任者として、投資後に米国への海外駐在することも視野に入っていたのですが、2011年の震災後、会社の置かれている環境が激変し、担当していた案件も頓挫し、特に在籍していた海外発電部門は、組織として目指すべき方向性、個人のキャリア構築も不透明感が増したため、思案の末、海外発電事業および将来的には国内の電力事業の関係した仕事ができそうな転職先を探すことにしました。

転職サイトのビズリーチに職務履歴書などを登録してみたところ、たまたま、ヘッドハンターから声がかかり、2011年半ばに海外発電部門の人員強化を検討していた現職の大手総合商社に転職することになりました。

実際の転職後の業務内容:商社では前職とかかわりが深いプロジェクトを担当している

現職への入社後は、米国、欧州の発電事業を担当してきました。

具体的な業務は大きく分けて、投資済みの案件の管理と新規案件の開発業務がありました。前者は、投資先の事業会社の予算/実績の比較分析、トラブル対応(発電所での事故、スタッフの離職等)、経営計画作成、取締役会への参加、内部統制対応などがあり、当初は担当者として、途中からは投資先事業会社の取締役にも就任し、四半期に一回、海外で開催される取締役会にも参加し、中核者として事業会社管理を行ってきました。

後者の新規案件の開発業務は、現地駐在員からの情報、投資銀行他からの持ち込み案件、アドバイザーやパートナー候補企業からのコンタクトなどで集めた情報をもとに新規案件の検討を行ういわゆる開発業務を担当しました。

具体的には、稼働している海外発電所案件の事業会社の一部権益の買収、新規に開発する案件のコンソーシアムの組成(含むファイナンスのアレンジ)などがあり、いずれもパートナー候補企業との交渉/折衝を行いながら、資産価値評価に関しては、会計/税務、法務、技術、マーケット他の各分野の専門家を起用し、プロジェクトファイナンスをつける銀行や保険会社とも連携しながら、検討を行うものです。

個別案件の検討が始まると、数名の担当者と一緒に2週間から1か月ほど、ロンドン他に長期出張して対応することが多く、年間に合計で4か月ほど、海外に滞在していたことも数年ありました。

大手総合商社に転職後の平均的な「1日の業務スケジュール」

朝8時前に出社し、午前中の10時頃まで関係メールの確認(時差があるため、前の晩以降、大量のメールが来ることもしばしばあります)、社内関係個所との会議などを実施の上、関連資料などを作成。

夕方は、時差の関係で営業時間が始まるロンドン他の事業会社、パートナー候補会社、アドバイザーなどとの電話会議を17-18時頃から、1-2時間行い、19-20自前に会社を出て帰宅するというのが平均的なタイムスケジュールです。

2.近年の総合商社業界事情

総合商社業界の状況と将来性

大手総合商社は、大学生の就職先の人気ランキングでも上位に入ることが多く、中途での入社も競争が非常に激しいのが実情です。

大手総合商社は、もともと、トレードと呼ばれる物の売買の仲介者として口銭(こうせん)と呼ばれる手数料収入を得るのをなりわいとしてきましたが、近年は、従来から(特にバブル崩壊以降に)投資をしてきた石炭、鉄鋼石、銅などに加えて、シェールガスなどの資源/エネルギーへの投資を加速させてきたこと、加えて、いわゆる事業会社投資やベンチャー投資もウエイトが増え、「投資」が大手総合商社の1つの中核のビジネスモデルになりつつあります。

大手総合商社の場合、お金を出すだけの投資銀行などのいわゆる金融プレーヤーとは違い、個別の会社や事業に出資する場合は、人の派遣やトレードでの副次的な収入の確保なども狙いながら、複合的に事業に関与していこうとするところが特徴と言えます。

ただし、資源/エネルギー分野への投資は、資源価格、為替動向の影響を受けやすく、年によっては、巨額の減損が発生することもあり、年間の利益額が数千億円もぶれることが散見され、事業運営の安定性を著しく損ねるため、最近では、生活関連他のいわゆる非資源/非エネルギー分野のウエイトを増やすことで、経営の安定化を図るというのが、大手総合商社の共通の方向性と言えます。

将来性は、各社の経営戦略にも左右されますが、時代時代で自分たちの存在意義、事業に対して付与できる付加価値を常に意識しながら、事業運営をしてきた大手総合商社は、リスク管理手法も様々な工夫、開発をしてきており、半年間の海外語学研修、実務研修などで、特に若手人材の育成にも力を入れていることから、将来性は高いものがあると考えています。

商社マンという仕事の魅力

海外出張も含め、外国の事業会社、アドバイザーなどとの英語でのやり取りも必須で、言葉の壁や文化の違いなどを個人の能力、キャラクターでも補完しながら、鍵となる情報を押さえ、キーマンとの人間関係も構築しながら、仕事を回していくことが求められます。

長期の海外出張で体力的にきつい面もあり、家族の理解、協力も不可欠で、重いプレッシャーを感じることもありますが、うまく仕事が回せた時には、大きな達成感を味わうことができる点が大きな魅力と感じています。

あと、若手は会社が人材育成にお金と時間をかけてくれるので、大学卒業後の入社から5年目くらいまでは他業界と比べても、成長スピードが早いことも魅力だと思います。

商社マンとして私が個人的に感じた仕事のやりがい

いい意味でも、悪い意味でも、若手、中堅でも仕事をどんどん任せられ、きちんと結果を出し、事業会社やアドバイザーなどと信頼関係を構築していく経験を積むことができ、海外出張や海外との電話会議の機会なども多いため、グローバルに通用するビジネスマンに近づいているとの実感を持つこともでき、やりがいを感じやすいと思います。

総合商社の仕事において、大変な事や苦労すること

年間合計では、数か月にも及ぶ長期の海外出張があり、普段の仕事もですが、海外出張時は特に時差もある中で、出張目的に対してのきちんとした成果を求められます。

上司が必ずしも、全てを把握、適切な指示を出してくれるわけでもなく、自分の身の安全の確保という一番根本的なところに留意しながら、いかに段取りを組み、情報収集をしながら、決められた期限の中で、組織として、仕事での成果を出していくかは、非常に苦労も多く、プレッシャーもかかる仕事と言えると思います。

当初の目的が達成できるまで、出張が延長されるケースも多く、私も2週間の予定の出張が、1か月超に延びる経験を何度かしました。周りを見ていても、急な出張予定の変更も散見され、出産、子育て、旅行など家族のスケジュールとの兼ね合いは難しい面があると思います。

人気のある商社のビジネスカテゴリーやその他の特徴

ここ最近は、非資源/非エネルギーの流れで、総合商社の中でも、機械などのいわゆるプラントと言われる分野や、生活周りのビジネスを行う部署が人気が高いと言えると思います。

大手総合商社の場合、社内で同じフロアの隣の部門でも具体的にどんな事業をしているか分からないこともよくあります。

情報の連携がとりづらいところもあり、同じような事業をいろいろな切り口で複数の部門がばらばらに取り組んでいることも散見され、それを銀行やアドバイザーなど外部の人から聞いて知ることもたまにあり、驚くこともあります。

このあたりが前職の電力会社の場合は、新規事業などは別として、本業の電気事業は複数の部門間での役割分担、情報の連携も密に取っていたので、かなり違いがあると感じています。

改めて考えると、大手総合商社の場合、何かの専門家ではないにも関わらず、各業界の顧客やメーカー、共同投資パートナー会社や各種アドバイザーとやり取りしながら、プロフェッショナルとしての立ち回りを求められるので、ノリの良さ、論理的な思考力、行動力、コミュニケーション能力など、高いレベルの総合力が必要とされます。

3.大手総合商社が求める、中途採用したい人材像

大手総合商社の中途採用に関しては、新卒採用のように時期を決めて、本体の人事部門主導で毎年、エントリー方式で一斉に採用プロセスを進める会社もあれば、部署ごとの求人ニーズに合わせて、採用部署主導で不定期に都度、採用活動を行う会社があります。

前者の採用に関しては、一般的には年齢は30代前半まで、有名大学を出て、前職でも海外関連の仕事をしてきた人、技術のバックグラウンドを持つ人などを潜在能力中心に評価して採用しようとしている傾向が強いと思います。

後者の中途採用に関しては、ケースバイケースですが、年齢は、40代、場合によっては50代などでも採用されるケースもありますが、前職での人脈、技術的な知見など、即戦力として求められるものがはっきりしている印象を受けます。

中途採用の商社マンとして必要なスキル

技術の知見を求められる場合は、関連資格や実務経験などが求められますが、一般的には英語でのやり取りを含めたコミュニケーション能力、情報収集、分析能力、行動力、仮説検証能力、論理的な思考などのスキルが求められていると思います。

商社マンとして中途採用されるための適正とは?

数値のプレッシャーもきつく、時差を伴い、言葉や文化の違う海外のビジネスパートナーとの仕事も多いので、ストレス耐性が強く、体力がある人材は適性があるのではないかと思います。(パワハラ系の管理職も散見されるので、メンタル面が強くないと潰されかねません。)

学歴に関しては、総合職の場合、有名どころの大学卒が普通で、財閥系の総合商社では、東大、慶応卒などの学閥もあるようですが、非財閥系では、それ以外の私大卒の人の出世が目立つ会社もあり、アンチ学閥という雰囲気も感じるケースもわりとあります。

要は、卒業した大学の名前よりも仕事での実績で評価が決まるということです。

一般職も有名大学卒の女性社員の採用が増えています。

大手総合商社に中途採用されやすい年齢、性別は?

年齢は、30代前半までが多く、それ以降は、専門性、業界人脈など、即戦力として求人ニーズのある強みがないとなかなか中途採用には結びつかないと思います。

性別に関しては、新卒のプロパー社員の場合、総合職の女性が、産休、育休を経て、復職したり、一般職の女性がばりばり仕事をしているケースも散見されますが、全体的には男性社会で、特に中途採用の場合、男性がほとんどとの印象を受けます。

中途採用状況されやすいケース、そうでないケース

総合商社の場合、例えば、電力会社は重要顧客でもあり、中途入社した場合、そうした前職との関係をもとにビジネスを作ることへの期待もあるのだと思いますが、電力会社からの転職者はそれなりにいます。

あとは、別の総合商社からの転職のケースもそれなりにあります。部門によっては、銀行、メーカーからの中途入社もありますが、それほど、多くはないと思います。

逆にMBA留学などを経て、大手総合商社から、コンサルや投資銀行などに転職するパターンの方が多いように感じます。

正社員でなく派遣として他業界から総合商社業界に入れるか?

他業界から、派遣採用という形での中途入社があるかは、聞いたことはありませんが、正社員ではなく、1年契約の嘱託社員という扱いで、中途採用されるケースは散見されます。

これは、いきなり正社員で中途採用した場合に、後から、組織との適正がなく、うまく中途採用者が機能しない場合にクビを切るわけにもいかず、扱いに苦労するので、一旦、試用期間という位置づけで、嘱託で採用し、様子を見てから、正社員登用するための措置というケースもあります。

あとは、大手総合商社の場合、いわゆる日本のトラディショナルな大企業でもあり、新卒から入社した場合のキャリアパス、処遇が硬直的です。

一方で、中途採用で即戦力のエキスパートを異業種から採用する場合に引き抜きに必要な処遇条件を提示するには(つまり、転職候補者に対して、少なくとも現職よりも処遇が良くなる条件提示がしたい場合)のが、通常のキャリアパスに乗せる正社員扱いの場合は難しく、いわゆる特別扱いで好条件の処遇を提示するために正社員でなく、あえて嘱託で採用するケースもあります。

社内では、正社員でなく、1年契約の不安定な身分なので、新卒からキャリアを積んできた正社員とは別の処遇条件を出すという説明をするイメージです。同時期に同じ部署に入社した同い年の中途入社の社員でも嘱託の人の年収が正社員の人よりも数百万円上というケースもあります。

4.大手総合商社へ転職に成功した場合に期待できる待遇

大手総合商社の年収について

会社、年齢にもよりますが、総合商社の社員の平均年収は、1,200-1,500万円くらいのレンジだと思います。社会的なステータスも高く、処遇条件は恵まれていると言えます。

大手総合商社の勤務時間について

9時頃から17時ころまでが定時で、会社によっては、時間外手当を出したり、軽食を配布して、早朝勤務を奨励したり、フレックスタイム制を採用しているところもあります。

土、日、祝日は休日扱いというのが大手総合商社では普通かと思います。

ただし、海外出張時は日当はつくものの、週末に重なった場合、代休などは取らずに仕事をするケースがほとんどだと思います。

大手総合商社の休日や福利厚生について

昔からの保養所などのいわゆる箱ものの施設は売却される方向ですが、普通の大企業とあまり変わらないとレベルの福利厚生が提供されていると思います。

ただし、海外駐在中は住宅手当や危険地手当などが出る他、帰国後も一定期間、家賃補助は出るなど、手厚い福利厚生制度があります。

5.具体的な大手総合商社における中途採用の選考内容

書類選考について

私の場合、現職の採用時は、書類選考やエントリーシートはなく、4回の面接のみでした。

前述の通り、別の総合商社で、時期を決めて、一斉に中途採用をしているところは、書類選考で、足切りをした上で、面接をしています。

面接内容について

現職の採用の面接相手は、一次面接では、採用部署の部長と課長、二次面接では、所属部門の部門長、企画部門の課長、三次面接は、部門の人事、最終面接が本社の人事部長(執行役員)と人事部課長でした。

会場は、本社オフィスの会議室でした。(一次面接は採用部署のオフィスフロアーの会議室、それ以外は外部からの来客も利用する会議室フロアの会議室でした。)

質問内容は、これまでの経歴/キャリア、前職からの転職理由、転職活動の状況、現職への転職希望理由などでした。

「これまでの経歴/キャリア」に関しては、前職での仕事を大きく、2つに分けて、新規事業開発をしてきた前半とMBA留学を経て、海外の発電事業を担当してきた後半に分けて分かりやすく説明するように意識しました。

海外駐在経験はなかったのですが、MBA留学で海外でもまれた経験はあり、米国公認会計士資格なども活かして、前職では仕事をしてきたので、総合商社でも即戦力として仕事ができることをPRするためにMBA留学と後半の海外関連の業務に力点を置いて、実際に担当した案件の概要にも触れながら、回答しました。

「前職からの転職理由」に関しては、2011年の震災を機に前職が不祥事を起こし、経営危機にも陥っていて、震災から数か月で転職活動を開始していたため、いわゆる”泥船”から逃げ出そうとしている現実逃避志向の無責任な人材(何かあれば、転職を繰り返しかねない人材)と思われないように前職の置かれている社会的な立場、自分自身が前職にとどまった場合にできること、個人としてのキャリアに関して、論理的に説明をできるように事前に入念に論点を整理して面接に臨みました。

余談ですが、前職の面接より前に最初に面接を受けた他社で、優秀だが、泥船から逃げ出そうとする他責傾向が見えるというフィードバックを受けていたこともあり、相手からどのように見えるかは、言い回しを含め、試行錯誤しました。

説明の仕方としては、新規事業開発、海外発電事業という刺激的な仕事を担当させてもらい、MBA留学までさせてもらい、10年超在籍した前職に強い恩義は感じているが、技術系のバックグラウンドもないので、個人として、前職に十分な貢献ができないと感じていることを説明しました。

逆に技術系のバックグラウンドがあれば、経営危機の会社にとどまって、骨をうずめ、責任を果たしていくところだが、そうできないことにもどかしさも感じていると補足説明もしました。

そうした中で、新天地に活躍の場を求めることが、一人の社会人として、社会に前向きに貢献していく道でもあり、個人としてのキャリアという意味でもあるべき姿と考えたことを前職からの転職理由として説明しました。

「転職活動の状況」に関しては、他社からも評価されていることは伝えた方がいいと考え、他商社の面接が進んでいること、M&Aのアドバイザリーの会社から内定が出そうなことなどを説明の上、現職が第一志望であることを回答しました。

「現職への転職希望理由」に関しては、仕事内容として、前職で担当していた海外の発電事業を行えるポジションで、キャリアの断続なく、専門性を高めていけると想定していることを説明しました。

それ以外に大学時代の同級生で5年度ほど前に現職に中途入社していた人がいて、話を聞いていたので、「大学時代の知人から中途入社でも仕事がしやすい風通しのいい会社と聞いていて、是非、入社させていただき、活躍したいと考えている」と説明しました。

たまたま、この大学の知人が仕事上、面接官と関係があり、「誰の事?」と名前を聞かれたので、答えたところ、「ああ、彼と大学の同級生なのね。彼も中途で入社し、頑張っているよね」とのポジティブな反応がありました。

後日談ですが、入社後に聞いたところ、普通は転職を希望する理由を聞くと、ホームページやネットで調べたような表面的な情報をもとにそれっぽく聞こえるような小難しい説明をする人が多いが、私の場合、大学時代の知人から聞いていた話に言及して、説明してくれたので、分かりやすくて、印象が良かったとの話を面接官から聞きました。

必ずしも、それがすべてではなかったと思いますが、一次面接の採用担当部署の面接官に好印象を持ってもらえたことで、それ以降の面接は、手続き上、実施しているという感じで、採用がほぼ決まっているような雰囲気でなごやかに進みました。

少し、一般的な言い方をすると、自分の言葉、自分の体験に基づいて、回答するとういうことで相手にもストレートに伝わるということではないかと思います。あとは、たまたま、大学の同級生が現職に転職していて、面接官とも仕事で接点があったのは、ラッキーでした。

6.大手総合商社に転職したい人のための具体的対策

未経験から大手総合商社に転職する場合の注意点

別の総合商社からの転職でない場合は、未経験からの転職になりますが、即戦力として何ができるか、英語を含めたコミュニケーション能力に問題がないか、心身共にタフでストレス耐性が強いかというあたりをこれまでのキャリアや個人の性格分析などに関連付けて、きちんと整理して考えた方がいいと思います。

そのことが面接対策にもなりますし、中途入社で入社した後にこんなはずではなかったと後悔することを回避することにもつながると思います。

大手総合商社への転職に有利となる資格

簿記、TOEICの好スコア(900点以上等)は有利になるといよりは、あって当たり前のレベルと考えた方がいいと思います。

大手総合商社の場合、新卒での入社後数年で、TOEICの相当なスコアや簿記、財務系資格などを取得させるケースも多いので、そうした資格を保有していること自体は当たり前で、取り立ててPRするほどではないと考えておいた方がいいと思います。

多少、有利になるとしたら、日本の会計士資格、米国公認会計士資格、税理士、弁護士クラスの資格、あとは、学位ではMBAくらいではないかと思いますが、大手総合商社の場合、そうした資格や学位がなくて、個人の力量で結果を出して、昇進している人が多いので、あまりひけらかすと反感を買う恐れもあるので、注意した方がいいと思います。

私も入社後にMBA留学しているから何なんだ?とやっかみ半分で上司からからまれたことも何回かありました。

大手総合商社への転職に有利となる前職、経験

電力会社など総合商社と取引関係が強い会社(具体的には燃料部門など)、即戦力として求められている求人ニーズに直結する業務内容の会社(例えば、メーカー)など。

7.大手総合商社に転職を希望するあなた向けの転職エージェントを選ぶ方法

転職支援の依頼をした方が良いエージェントのタイプは?

中途入社の一斉採用をしている総合商社に応募する場合は、採用プロセスを取り仕切っている大手転職支援会社(リクルート系)を早めに探し出して、所属の転職エージェントに担当してもらうことで前年の傾向などの話も聞けて、参考になると思います。

一方で不定期で中途採用している大手総合商社の場合、求人ニーズをいかに早く、適切に把握するかが鍵となります。私の現職の場合、ビズリーチで探した転職エージェント会社が、現職と資本関係にあり、人材交流の一環で、現職の人事部門に人を派遣したりもしていました。

たまたま、ビズリーチでコンタクトしてきてくれたこの転職エージェント会社の担当のエージェントさんがその数年前に現職の人事部門に派遣された際に人事部長と個人的に親しくなっていて、まだ公開前の段階で求人ニーズを個別に掘り起こして、私を紹介してくれたので、他の候補者に声をかける前に選考プロセスが進み、非常にスムーズでした。

私の数年前にも現職に中途採用で入社の支援をした人がいて、その人がたまたま、私が面接を受けていた部署の所属だったため、この担当エージェントさんは、面接官の名前を聞き出して、面接官の過去の職歴やキャラクターに関して、事前に聞き出して、面接の前にインプットをしてくれたので、非常に参考になり、落ち着いて、面接に臨むことができました。

あと、もう1社、現職と並行して、面接を進めていた総合商社の場合は、その総合商社のOBで個人で転職支援会社を経営している方で、同じく、ビズリーチでコンタクトを受けました。

この方の場合、採用を検討している部署の部長さんと昔の同僚で飲み友達で仲が良く、私の一次面接にも同席されました。

転職エージェントさんが面接に立ち会ってくれたケースはこの一回だけで、心強く感じましたし、面接後のフィードバックも適切で、プロセスが進めやすかったです。

転職支援会社なのか、転職エージェントさん自身なのかはケースバイケースだと思いますが、役員、採用部署や人事部門のキーマンと個人的な信頼関係を保有していて、採用ニーズを早い段階で汲み取り、企業側と転職候補者の間の橋渡しをうまい形でできる転職エージェントさんを見つけられると、他の候補者との競争を避けられることもあり、内定が出る確率も高まると思います。

転職支援の依頼を避けるべきエージェントのタイプは?

求人情報を集めるという意味では、いわゆる大手の転職支援会社に情報登録をし、担当エージェントをつけてもらう意味はあるとは思いますが、求人票情報をもとにポジションの紹介を受ける場合は、競争も激しく、書類選考すら通過しないケースも散見されますので、あまり過度な期待をしない方がいいと思います。

経験上、大手転職支援会社は、おつきしている企業の数は多く、求人票もたくさん集めてはいますが、企業側のニーズの深堀り、転職者とのマッチングという意味では、必ずしも、効率的な対応ができているとは言えず、質よりも量という感じで、とりあえず、いろいろな人を企業に紹介して、数を打てばそのうち当たる的な対応しているケースが多いように見受けました。

あと、企業側が公式に出している求人ポジションとは別のポジションを希望しているのにとりあえず、求人がかかっているポジションの面接だけは受けましょうと進めてくるような転職エージェントさんも大手の転職支援会社に多い印象で、要注意だと思います。

私の場合、求人情報が、明らかに希望しているポジションとは違ったのに大手転職支援会社のエージェントさんのかなり強引な勧め(あの会社は、求人情報で出ているものがすべてではなく、とりあえず、面接を進めて、役員が出てきたタイミングで、希望するポジションの話を直訴すれば、道は開けるはずというもので、今考えても、行き当たりばったりでしたが)で、面接を受けましたが、一次、二次面接までは高評価だったものの、求人ポジションとは別のポジションを希望していたことを伝えた途端に最終面接がその場でキャンセルとなり、非常に後味の悪い終わり方となりました。

ケースバイケースで一概には言えませんが、大手転職支援会社の転職エージェントさんは、お付き合いの仕方をよくよく考えた方がいいように思います。

大手総合商社に転職希望のあなたが、エージェントにしっかりと伝えるべき内容は?

転職エージェントさんには、自分のこれまでのキャリア、転職を考えている理由を伝え、じっくりと腰を据えて、対応してくれる人かよく見極めた方がいいと思います。

転職エージェントさんは、転職が成立した時に企業側から、転職者の年収の20-35%くらいを斡旋料としてもらうビジネスですので、乱暴な言い方をすれば、多少、無理やりでも転職者を企業にはめこんでなんぼという世界でもあります。

それでも、信頼関係を大切にして、短期的な思考ではなく、中長期で転職者のキャリア構築のサポートをしたい、企業側の人事戦略の一助となりたいと考えて、業務対応をしている転職エージェントさんも探せば、見つかります。

彼らは、場合によっては、内定が出た会社でも、客観的に見て、転職をやめて、現職にとどまることを勧める場合もあります。

一見、転職が成立しないことで転職エージェントさんは、斡旋料がもらえず、損をするのではないかと心配になるのですが、逆に無理やり、押し込んで転職させて、結局、マッチングが良くなく、転職者が短期間で退職したりすると企業側も困りますし、転職者もHappyでなく、仲介した転職エージェントも企業側、転職者の両方との関係が良くなくなるケースもあるので、無理に転職を勧めない転職エージェントさんは信頼に足ると思いますし、そういう信頼関係を複数構築しているからこそ、あせって、無理な転職を成立させようとしなくても、他の無理のないマッチングができて、きちんと収益も上げているのだろうと推測します。

8.大手総合商社への転職方法 =まとめ=

異業界から大手総合商社に転職するのは決して簡単なことではありません。また転職できたとしても、その仕事は非常にハードなものであり、心身共に非常にタフネスさを要求されます。

それでも転職したいという強い志望動機と商社業界に身を置く覚悟を持って転職活動に臨めば、それが叶うことに少しずつ近づきます。決して諦めない心を持つことだと、私は信じています。

「それでも商社マンになりたい!」という方に、是非この記事を有益な情報の1つとして活用していただければ、私もうれしいです。

大手総合商社に転職するもよし、諦めるもよし…人生の選択肢は常にあなた自身が持っている

あなたの人生を変えるために、まず一番注目すべきことは「本当に大手総合商社マンになりたいのならば、躊躇せずにまずはチャレンジをしてみるということです。

「よく考えたら、私は自分の会社以外のことを全く知らない」というケースも非常に多いようで、勇気を出して一歩外に踏み出せば大きな海が広がっているということを、改めて考えてみてはどうでしょうか。

兎に角、どうしても今の会社を辞める決心がつかないときは「別に辞めればいい」「辞めたっていいんだ」「自分は自由に人生を選択できるんだ」と割り切ること。

周囲からの目を気にしたり、あなたの人生と無関係な上司のメンツを立てて、自分の人生を後回しにしてしまう思考こそが「今の職場を辞められなくなってしまう」ことの最大原因であり、悩みをより深くして人生を間違えてしまう事につながります。

大手総合商社に強いエージェントに無料相談することから始める

自分自身でまず何をしてよいかわからないならば、人材紹介会社に登録するのも手。
転職エージェント経由で希望の業界、企業の内情を知ることができますし、冷静な第三者の目で、あなたのスキルと経験を活かせる大手総合商社の求人案件を用意してくれます。

大手の総合商社マンになりたい人は、無料登録だけでヘッドハントされる可能性もある「ビズリーチ」には必ず登録をする

筆者のように、ビズリーチに登録することで大手総合商社へとヘッドハントされる例がしばしば見られます。「成功事例は素直に真似てみるべき」という意味で、大手総合商社への転職希望者には、ビズリーチへの最優先登録をまずお勧めいたします。

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