プログラマーを辞めたい人へ=つらい仕事と会社を上手に辞める方法

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野村 龍一

野村 龍一

医療系転職コンサルタント企業で700名以上の医師転職支援に関わる。近年は医療以外にも様々な業種からの「私も会社を辞めたい」という転職相談が相次ぎ、転職成功者のインタビューを敢行中。2016年12月より一般転職に関する情報提供、人生相談を当サイトにて開始。




記事の目次

「プログラム 組めぬ大手が 威張ってる」この川柳を笑えぬプログラマーは下請け地獄のIT土方でもがき続ける。

「俺はなんで、あそこで妥協してしまったんだ」

プログラマーの吉田翔太さん(仮名、30)は、インタビューの途中でそのように言って頭を抱えてしまいました。
吉田さんは社員5名の小さなプログラム会社の社員ですが、自分の会社に出勤することは滅多になく、いつもプロジェクトが進んでいるどこかの顧客先に居ます。
作業は深夜に及ぶことが珍しくなく、プライベートと仕事の区別がつかない生活を送っています。

吉田さんが言う「妥協」とは、進学のことです。
吉田さんは高校を卒業した後、専門学校でプログラミングを習い、プログラマーになりました。
しかしその世界は「IT」や「WEB」という言葉から連想させる「スマート」で「最先端」で「クール」なものではありませんでした。

プログラマーの世界を一言でいえば「下請け地獄」「IT土方」(吉田さん)です。

吉田さんは、きちんとシステム工学の大学に進み、システムエンジニアになっておくべきだった、と後悔しているのです。

プログラマーもシステムエンジニアも、同じくシステムを作る仲間ですが、地位がまるで違います。
プログラマーには遠慮のない言葉を浴びせるクライアントも、システムエンジニアには言葉を選びます。
クライアントが慰労の飲み会で誘うのも、システムエンジニアであり、プログラマーが招かれることはまれです。

ここは厳然たる格差社会なのです。

吉田さんは、プログラマーの同僚から「プログラム 組めぬ大手が 威張ってる」という、下請け地獄を詠んだ川柳を聞きました。
2人で「まあ…笑えないよね」と言って慰め合ったそうです。

あなたも笑えない人間の1人なのではないでしょうか。

特に銀行関連のクライアントは追及が執拗。下痢も食道炎も、うつ病よりはまし。

悩み1:「SEのようなプログラマー」でも「単なるプログラマー」、従者は主人に従うしかない。

吉田翔太さん(仮名、30)のプログラマー歴は13年です。
主に基本となる要件定義から、設計、プログラム作成、テスト、納品まで経験をしています。

そのうち「設計」業務を任されるようになったのは、わずか2年前のことです。
社長から「設計も頼む」と言われたときは、大きな高揚感がわいてきました。
システムエンジニアという「称号」をもらったような気がしたからです。

しかし「システムエンジニアのようなプログラマー」は、所詮「単なるプログラマー」でした。
通常のプログラミングの仕事の延長として、設計という仕事があるというだけでした。

つまり、クライアントと話を詰めて設計を行うのも吉田さん、その設計を基にプログラミングするのも吉田さん、という状態です。
自動車の製造で例えると、コンセプト作りも設計も工場での組み立ても1人で行うようなものなのです。

吉田さんは仕事の幅が突如拡大したため、文字通り「目が回るほど忙しい」状態に陥りました。

システムエンジニア的なプログラマーには、まだ欠点がありました。
それは吉田さんがプログラム作成とテストを繰り返しているまさにそのときに、クライアントが設計変更を求めてくることです。

本物のシステムエンジニアであれば、クライアントの無理な設計変更要請に「もうプログラミングに入っていますから」と牽制することができます。
もちろんクライアントは絶対ですから、設計変更は避けられないのですが、システムエンジニアはその威厳を使って、工賃の上乗せを請求することができます。

しかし吉田さんが手掛けるプロジェクトの場合、「設計変更を設計者からプログラマーに伝える」という工程がなくなるため、クライアントは自分たちの都合を通しやすくなります。
それで平気に深夜に変更を指示してきたり、すでに業務が遂行しているのにギャランティの値下げを要望してきたりします。

あるクライアントは「吉田さんが1人でやっているんだから、人月単価を減らしてよ」と言ってきました。これは見積書に記載してある「人月単価」を減らせと言っているのです。

人月単価とは、例えば、2人のプログラマーが3カ月働いた場合、その人件費と諸経費を「6人月」として表記します。
作業量が同じでも、1人のプログラマーが3カ月で業務を行えば「3人月」に減ってしまうのです。

吉田さんは「こっちは『1人でやって大変だから値上げしてほしい』って言いたいのを我慢しているのに、それを逆に値下げ要請のネタにするとは、あきれました。当然断りましたけどね」と振り返ります。

もしかしたらあなたも、吉田さんのように1人で何役もこなしているのではないでしょうか?

あなたは既に、プログラマーはマルチタスクを獲得しても、「システムエンジニアとプログラマーの主従関係」や「クライアントとプログラマーの主従関係」が変わらないことを経験済みです。
給料もそれほど上がっていないのではないでしょうか。

いまのあなたに「さらに上を目指そう」という気持ちがわかないのも当然です。

悩み2:クライアント会社のチームに組み込まれたプログラマーへの要求は、増々えげつなくなり…。

別のプログラマーAさんは「特に銀行のシステム開発はえげつない」と打ち明けてくれました。
Aさんは上司から、最終クライアントであるメガバンクの子会社が作ったチームに入るよう指示されました。
それ以降、メガバンクのデータセンターか子会社の事務所に通う毎日でした。

チームが開発を手掛けたのは、取引ログを集計するシステムでした。
Aさんは孫請け会社から出向してきたようなものですので、チームで最も立場が弱く、雑用が山ほどのしかかってきました。
データセンターに泊まり込んだ日数は途中から数えなくなりました。

そして迎えたプログラムのリリース初日、稼働を24時間監視していなければなりません。それもAさんに押し付けられました。

Aさんがこんな境遇に陥ったのは、Aさんの会社の社長がクライアントに対し「こいつのことを煮て食おうと焼いて食おうとかまいませんので、いかようにもお使いください」と言ったからです。
またメガバンクの子会社からすると、自社の従業員を長時間働かせると労務上の問題が生じますが、Aさんとは雇用関係がないので、Aさんが何時間残業しようと労働法には抵触しません

Aさんによると、追求と要求が強すぎるクライアントは、なにも銀行だけに限らないそうです。
クライアントの「プログラマーいじめスイッチ」がONになると、プログラマーの多くは下痢か便秘か逆流性食道炎を発症するそうです。
すなわちプログラマーたちはまず、消化器系がやられるのです。

それでもストレスと溜め続けると、既定路線のうつ病です。
Aさんも「同志」がうつ病を発症して戦線を離脱する姿を何度も見ています。

あなたは大丈夫ですか?

筆者は常々「うつになってまで続けるべき仕事はこの世の中にない」と唱えています。
うつの自己診断ができるサイトがあります。「だるいか?」「騒音が気になるか?」「気が重いか?」といった簡単な質問に答えるだけで、抑うつ傾向の有無が判定できます。1分で終わるので、ぜひ試してみてください。

資料「うつ自己診断」(秦野厚生病院精神科・心療内科)
http://www.hatanokousei.jp/diagnostic/

悩み3:面倒な対人コミュニケーションが苦手だからこの道に進んだのに…「下っ端」の方が気持ちはまだ楽。

プログラマーの中には「ただ黙々とパソコンを叩いていればいい仕事だから」と考えてこの道に進んだ人もいます。
学生時代から友達を作ることが苦手で、できれば一日中誰とも接触せず、ゲームをしたりユーチューブを見たりして過ごしたいと考えている人です。

コミュニケーションを取らなくても誰にも迷惑をかけない仕事、最小限の会話だけで給料がもらえる仕事、それがプログラミング業務の魅力でもあります。

しかし年齢が上がるにつれて、しがらみが増えていくのはプログラマーの世界でも同じです。給料が上がるにつれて、単純作業に加えてコミュニケーション業務をこなさなければならなくなるのは、プログラマーの世界でも同じです。

プログラマーでも30歳を超えると、システムエンジニアや後輩プログラマーやデザイナーとも連絡を密にしなければなりません。

中堅プログラマーのあなたは「それがいま一番嫌だ!」と思っているのではないでしょうか。

実は社内コミュニケーションに嫌気をさして会社を辞めるベテランプログラマーもいます。
転職によって会社が変われば、そこでは「下っ端のプログラマー」から始めることができます。
給料は下がっても、プログラミングだけに没頭できる環境を快適に感じる人がいるのです。

これは「逃げ」ではなく、「自己防衛」であると考えます。

では、プログラマーとして勤めるあなたはどうすればよいのでしょうか?
この先もつらい現実に耐えながら生きていかなけばならないのでしょうか?
いいえ、プログラマーの人生を変える解法」はきちんと存在していますので、それを今からご説明いたします。

あなたの「会社を辞めたくなる悩み」への対応策

1.「芸の幅」を広げよう。WEB系の人はゲームのプログラミングに挑戦してみては。

もしあなたが「どうして私はプログラマーの仕事が行き詰まりを感じているのだろう」と考えているとしたら、まだこの仕事に未練があるのでしょう。
そういった方には「芸の幅」を広げることをおすすめします。

例えばお笑い芸人さんたちは、最初は漫才やコントで名前を売ります。
そしてテレビへの出演が増え、漫才やコントが飽きられ始めたら、トーク番組やグルメ番組に出るようになり、そして最終的にはMCを目指します。

「芸の幅」を広げることは、活躍するフィールドを増やし、そして年収アップに直接つながります。

ここで「芸の幅を広げるなんて面倒だ」と思った人は、注意してくださいね。
「芸の幅」を広げないことは、現状維持につながりません。
一芸しか持たないことは、技術の衰退とともにキャリアの緩慢なる衰退を導くのです。

これはプログラマーも同じです。
芸の幅を広げることでしか、生き残ることができないと覚悟して、そして新しい芸を身に付けることで、仕事へのやりがいが復活するのです。

例えばあなたがネットに公開するプログラムが得意なWEB系プログラマーなら、ゲーム系プログラミングに挑戦してはいかがでしょうか。
WEB系プログラミングが長い人は、JavaやPerlやPHPが得意だと思いますが、ゲームで使う言語はCやC++がメジャーです。
新しい言語の習得は「しんどい」のですが、その苦労は必ず報われます。

2.見積書作りと簡単な簿記や営業戦略を覚えよう。鬼に金棒状態になればフリーランスへの道が開く。

あなたの悩みが、サラリーマンに特有の悩みであれば、解決方法はとても簡単です。
サラリーマンを辞めればいいのです。

そうです、フリーランスを目指しましょう。
リスクはありますが、わずらわしさから解放され、収入も大幅アップが見込めます。

ただ、すぐにフリーランスになれるわけではありません。
仮にいまのあなたが、社内でプログラマーのチーフの位置に居て、卓越したスキルを持っていたとしても、それだけで生き残れるほどフリーの世界は甘くありません。

独立を決心した人は、少なくとも向こう1年間はいまの会社にとどまり、次の2つの準備をしてください。

1.見積書を完璧に作れるようにし、簡単な簿記を習得する。

2.営業を自らができるようにする。

まず見積書ですが、これが作れないようでは、フリーランスになったときに必ず金銭的な損をします。
見積書作りで重要なのは、工数と人月単価と費用です。
あなたは明日、会社に出勤したら、過去の見積書を片っ端から見てください。
大量にあってすべてを見るのに時間がかかるようなら、あなたが関わった仕事のものだけでもOKです。
自分がやった仕事が会社の売り上げにどれくらい貢献しているのかを知るだけでも大きな収穫になるでしょう。

そして簡単な簿記(日商簿記3級程度で十分です)を理解することで、今まであまり触れることがなかった「収益とコスト」に関する基礎的な考え方が身に付きます。
フリーランスになって多くの方が「営業」と「財務」で失敗して消えていきます
まずは「財務」に関しての基礎を知らずに独立してしまうのは、あまりに早計といえるでしょう。

次に営業ですが、フリーランスを目指した以上、「対人関係が苦手」「コミュニケーションうざっ」などと言っていられません。
そこで、いまお勤めの会社の営業担当に同行して、飛び込み営業や、お得意様との雑談などを観察させてもらいましょう。
営業技術は「できる人間からやり方を盗む」に限ります。

そしてこの「営業同行」で向かった先の会社は、あなたがフリーになったときの最初の顧客になるかもしれません。
ですので、1度でも営業同行で訪問したところには、メールで挨拶をするといったフォローを忘れないでください。

3.プログラマーを辞めて他業界に転職する

さて、縷々「どうしたらよいか」をアドバイスしてきましたが、しかし、あなたが、ほとほと疲れ果てた状態にあるときは、芸の幅を広げることも、フリーになることもおすすめしません。

プログラマーとしての未来に魅力を見出せないあなたに考えてほしいのは、他の業界への転職です。

あなたは多分知らかもしれません。
プログラミングの知識を必要としているのは、システム会社だけではない、ということを。少々大袈裟な言い方をしますと、国内のすべての企業は、プログラマーを最低1人は雇用すべき時代にきています。

つまり、プログラマーであるあなたの転職先は、無限にあるのです!

他業種への転職…不安はよくわかります。

しかし、まくプログラマー勤務を抜け出して、人生の立て直しに成功した人の多くは、プログラマー以外への道を選択した人々なのです
この件について、以下でより詳しく説明いたします。

プログラマー勤務経験が優遇される、より就労条件のよい「おすすめ転職先」の例

1.IT企業の営業職に転職

プログラマーのあなたは、「IT系ビジネスパーソン」であることを忘れないでください。自分の能力に自信が持てないプログラマーは「私たちは作業屋」と自虐的に言いますが、それは間違った認識であると言わせていただきます。

「コンピューター言語を操っているだけ」と思いながら行っている仕事でも、実は自然とITやIoTに関する知識が、一般的な文系ビジネスパーソンの何十倍、何百倍も身に付いているのです。
まずご自身のIT知識量という価値を再認識すべきでしょう。

そこでプログラミングに疲れたあなたにおすすめしたいのが、IT企業の営業職への転身です。
営業職と聞いて尻込みする必要はありません。
というのも、そのIT企業が技術の最先端を走っていたとしても、そのIT企業の営業マンが向かう先はIT音痴の企業、業界を狙い撃ちして転職活動をすべきだからです。

あなたほどの力があれば、ITの導入が遅れている企業が抱える課題を見つけることくらい、朝飯前でしょう。
さらに、あなたが苦手とする「営業トーク」ですら、あなたがこれまで携わってきたシステム開発の体験談を話すだけ事足ります。

「私は以前、プログラマーをやっていて、御社の同業者にこれと似たシステムを導入したことがあります。そこの社長は、人件費が大幅に削減できた上に社員のミスが大幅に減ったと、大層喜んでくれましたよ」といった類の提案なら、あなたの口から自然とこぼれ落ちてくるでしょう。

IT企業の営業職の主な求人票
企業の業種 業務内容 年収
PCソフト開発・販売 家電量販店本社に、新作ソフトの紹介と導入の提案 リーダークラス

500万~690万円

データベース提供 オンライン情報サービス事業の営業 400万~800万円
電子決済処理サービス 決済インフラの売り込み。営業先は金融機関、カード会社など 600万~1200万円

出典:「IT営業の求人情報」(ELITE Network)

2.病院のシステムエンジニアに転職

「下請け地獄」や「クライアントからのいじめ」を経験したことがないプログラマーなどいるのでしょうか。
あなたの大きなストレスも、仕事を受ける側にいることで発生しているのではないでしょうか。

それならば仕事を発注する側、すなわちクライアントになればいいのです。
今後成長が期待できる「大口のクライアント」は病院です。

病院のIT化の遅れは、社会問題になりつつあります。
国内の医療費は、年間予算40兆円を突破しましたが、それでもまだ増え続けます。
その原因はさまざまありますが、医療の効率化が進んでいないこともそのひとつです。

そうなんです、日本の医療は非効率的で、それはIT化が遅れているからです。

診療放射線技師で、医療ITコンサルタントの米山正行氏によると、病院のIT化に必要な予算は「1床100万円」が目安となります。
「床」とは病院のベッド数のことです。大規模病院と呼ばれる病院は500床や1000床となるので、IT企業の受注金額は単純計算で最大10億円にもなるのです。

これだけの規模になると、発注側の病院でもITに関する知識を持っていないといけません。なので、プログラマーの知識を豊富に有するあなたが活躍できるのです。

しかも病院のシステムはとてもシンプルです。
病気や医療についての専門知識はほとんど必要ありません。
医師や看護師や技師たちが行った医療や看護や検査をデータベースに落とし込み、電子カルテで閲覧したり、治療費の支払いに使えるようにするだけです。
本当に「これだけ」です。
こんなことすらできていない病院は沢山あって、だから病院のIT化遅れは深刻と言われているのです。

出典:「病院IT化 成功のカギ」(米山正行)

3.一般企業のシステム担当職に転職

システム会社におけるプログラマーの地位は決して高くありませんが、一般企業で働くプログラマーは、誰も持っていないスキルを持ったスーパーマンになります。
周囲にはあなた以上にITに詳しい人物は、誰も存在しなくなるからです。

かつて多くの企業は、自社のIT化をアウトソーシングしていました。
それは、一般企業は本業に集中する必要があるためで、「IT化すれば便利になることは分かっているが、それに注力することはできない」と考えたからです。
システム会社に大金を支払い「うちの社員が効率的に働けるシステムを作ってください」と頼んでいたのです。

しかし現代は、IT化なくしてどの産業も立ち行かなくなっています。
ホテルやテーマパークといった「おもてなし」業界ですら、ITでの効率化が避けられない時代です。

非IT企業でも、簡単なシステムは素早く作れなくてはならないのです。
そこであらゆる分野の企業が、積極的にプログラマーやシステムエンジニアを社員として採用するようになっています。

一般企業に勤めるプログラマーは、本業のシステム業務だけでなく、他の社員の「パソコンヘルパー」としても活躍できます。
また、社長や幹部社員のITアドバイザー的な地位に就くことにもなります。これはかなり優越的な気分に浸れますよ。

この視点で企業選びをする際は、できるだけ地方でダサい業界(第一次産業に近いようなITとは無縁な業界)などがねらい目です。

大都市圏に近づけば近づくほど、求めらえるスキルも高くなり、採用条件も厳しくなりますが、地方でしかも「IT」とは無縁のような業界であればあるほど、一定のプログラマー経験があるあなたのキャリアを、最大限に評価してくれる傾向があります。
業界トップの優れたプログラマーは、あえて田舎やダサい業界は無視するため、競合人材がぐぐっと減るからです。

都会で大企業に勤めることは確かに恰好いい話ではありますが、人生は勝ち安きに勝つという戦略は、大外れをつかみづらい賢いやり方でもあります。

職種 平均年収
プログラマー 408万円
システムエンジニア 591万円

資料:年収ラボ「平均年収2015年」

プログラマー年収・給料情報-年収ラボ
プログラマーの年収&給料をリサーチ。過去の年収分析から男女別統計まで。転職時のご参考にご覧ください。

人生の選択肢は常にあなた自身が持っている

プログラマー勤務のあなたの人生を変えるために、まず一番注目すべきことは「今のプログラマー職種以外の職場もあることを知る」ということです。
案外、外部と交流がないプログラミング業界人は井の中の蛙になることが多いです。
自分の会社以外のことを全く知らないというケースも非常に多いようで、勇気を出して一歩外に踏み出せば大きな海が広がっているということを、改めて考えてみてはどうでしょうか。

兎に角、どうしても今の悩みが解決できなければ「別に辞めればいい」「辞めたっていいんだ」「自分は自由に人生を選択できるんだ」と割り切ること。

周囲からの目を気にしたり、あなたの人生と無関係な上司のメンツを立てて、自分の人生を後回しにしてします思考こそが「今の職場を辞められなくなってしまう」ことの最大原因であり、悩みをより深くして人生を間違えてしまう事につながります。

転職エージェントに無料相談することから始める

自分自身でまず何をしてよいかわからないならば、人材紹介会社に登録するのも手。
転職エージェント経由で他の業界、企業の内情を知ることができますし、冷静な第三者の目で、あなたのスキルと経験を活かせる新しい職場を用意してくれます。

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