地方ラジオ局社員、ラジオ制作会社社員を辞めたい人へ=つらい職場を上手に辞める方法

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野村 龍一

野村 龍一

医療系転職コンサルタント企業で700名以上の医師転職支援に関わる。近年は医療以外にも様々な業種からの「私も会社を辞めたい」という転職相談が相次ぎ、転職成功者のインタビューを敢行中。2016年12月より一般転職に関する情報提供、人生相談を当サイトにて開始。




記事の目次

リスナーにも制作にも若い人材がいない。高齢化が進む斜陽産業…それが地方ラジオ局を取り巻く現実である。

野村龍一
今回は九州の地方ラジオ局を退職されて、全くの異業種(音楽業界)で働いていらっしゃる袴田直哉さん(仮名)からの寄稿レポートです。
袴田直哉 さん
某地方のラジオ局を辞めて、いまはようやく落ち着いた暮らしをしております。

地方局といえども、キー局と仕事の内容は変わりません。なぜなら、24時間365日という放送枠の時間は変わらないからです(一部地域・放送局除く)。しかしながら、大きく変わる点があります。それは、社員の人数と予算です。キー局なら何十人といる部署でも、地方局となると数人、もっと少ないと1人~2人で部署を回すことになります。さらに、予算も圧倒的に少ないので、キー局であれば子会社や関連会社に発注ができるような仕事でも、自局の人間でどうにかしなければなりません。そのため、所属部署の仕事だけではなく、ほかの部署の仕事にも駆り出されることがあります。

(例として、以下に私自身の経験を簡単に述べさせていただきます。)

私は2つの部署を経験しました。広報と制作です。

最初の配属先は広報でした。部署にはなんと上司と私の2人しかいない部署でした。放送局の広報では、放送局により若干の違いがありますが、「自局の持つ電波」以外での外部発信すべてを担当します。ホームページやSNSをはじめ、電車や外部看板の広告、雑誌やテレビへの広告などが一例です。このため、自局の番組がこれからどんな企画を打ち出していくのかを常に情報収集する必要があります。更に、そこから限られたリソースの中でどのインフォメーションをピックアップして広報展開していくか、計画を練っていきます。

もちろん、放送局としての基本方針はありますが、特にラジオのように流動的なメディアですと、各番組がどんなニュアンスで番組展開をしていくかも把握しておく必要があるのです。また、ラジオという「前時代的」として認識されているメディアを、如何にして新しいリスナー層に訴求し、定着させていくか、というラジオ全体の広報戦略も担う重要な部署でもあります。

こう説明すると、非常に大きな仕事をしているようにも聞こえますが、実際には人員不足もあり、ホームページ運営であれば、HTMLでの入力作業や、ホームページアプリからのアップロード管理、看板や広告などの入稿物であれば、デザイン依頼や修正、関係各所への確認をしてからの入稿作業など、非常に地道な作業が多くを占めています。

次に配属されたのが制作です。ここは放送の根幹ともなる部署なのですが、地方局なので実働部隊は5人しかいませんでした。部署の仕事内容としては、まずは番組の企画・運営・管理が基礎となります。番組の概案を作成し、それに応じて出演者やディレクター、作家、ADの人数や役割を決定します。同時にクールや年間単位での予算から様々なものを決定していきます。

これを日ごと、週ごと、月ごと、クールごと、年間ごとに精査し実際の放送に臨みます。放送局の規模によっては、これらをDJと担当社員の2人体制ですべてをこなす場合があります。また、外部スタッフに委託する場合には、そのスタッフ個人の意向も取り込んでいかなければ、モチベーションに大きく影響します。モチベーションは、成果物である番組放送のクオリティーに大きく影響するので、非常に重要で繊細な作業になります。

ラジオにも地域によってテレビの視聴率のように「聴取率」というものがあります。首都圏では年に6回、東海圏では年に4回、関西圏では年に2回といった具合です。この調査の結果で、その地域における「数字」というものが出てきます。その「数字」を元に売り上げが変わってくるといっても過言ではないので、調査ごとに番組を見直しより高い「数字」を取れるように戦略を変えていきます。

こちらも聞こえはいいですが、基本的には、依頼文書の作成や、交渉作業、飛び込みできたプロモーション依頼の対応など、地味な作業が多くを占めます。また、若手であれば、CDの整理やCMや番組の検聴作業、入力データの校閲など、更に地味な仕事が続きます。

私はこの2部署に所属しておりましたが、イベントの人員や営業との同行なども行っておりました。公開放送はもちろん、スポンサードの放送に関係ないイベントの取り仕切りなども受け持ちます。仕事内容は、もはやイベンターともいえる内容で、会場の調整、事前準備の段取り、当日のスケジュール等すべてをコントロールしていきます。

この様に、地方局はとにかくたくさんの種類の業務を1人が担う形になっているのです。

こんな状況に陥っている、特に20代~30代の「若手・中堅社員」へのアドバイスとしてお送りできればと思います。

地方ラジオ局勤務ならではの、就業中の不満、大変さ、辛さと悩み

多くの人が、第一希望ではないにしろ、放送局に入社する楽しみや、やりたいことをもって入社していると思います。もちろん様々な苦労をすることも予想した上です。しかし、本質的ではないところで、正直「どうでもいい」「なんでこんなことを」と思えるような悩みを抱えなければならない場面も出てきます。ここでは。「長時間労働」「いびつな社員構成」「頭の堅い業界」「ややこしいしがらみ」「斜陽産業であることの不安」について述べていきたいと思います。

辞めたい理由と悩み1:いつまでたっても終わらない業務。超長時間労働の傾向

仕事内容でも述べたとおり、1人当たりの業務が多岐に渡るため、自動的に労働時間も伸びます。特に制作系だと、自分が担当する番組には少なくとも顔を出す必要があります。ラジオでは生放送が多いだけに、深夜の番組担当ともなると休むタイミングが見つからないこともあります。

さらに、この場合は仮に放送時間前に自分の仕事が終わっても、放送開始まで無駄に待つことになります。もちろん土日祝日も放送は続きます。平日より勤務時間が短いことがあるとはいえ、丸一日休日を取れないのはなかなか辛いものだと思います。

当然、これは特に問題なくレギュラーで番組が進行しているときの話で、スペシャル回やゲスト出演、番組内容の変更などがあるときは準備を含め、一日仕事に追われることになります。更に地方局では、地震や気象などの緊急情報も、報道部などではなく、番組の担当者が受け持つことになることも多いです。原稿の確認や、ニュースを入れるタイミングなどを決めて実行していかなければなりません。

レギュラー番組だけではありません。カレンダーの赤い日は大抵特番が組まれます。特番の担当になれば、レギュラーの業務に、特番の業務が上乗せされます。

また、たった1日数時間の特番であっても、業務量はレギュラー番組を立ち上げるのと大きく変わりません。また、特番での公開放送やイベント運営も重なるともう何が何だか分からなくなります。こうなると、もはや本来の「番組制作」には集中できず、ひたすら仕事をこなすだけの「作業」になってしまいます。

このような状況下で、「放送局で何がしたかったんだっけ?」となっている方が放送局にはたくさんいます。

この状況は、制作系の部署だけではなく営業系の部署にも言えることで、自分が担当するスポンサーの関連番組でも同じようなことが起こります。スポンサーが立ち会うようなときは当然として定期的に報告ができるように、現場の様子を確認する必要があるからです。

また、制作陣だけでは決定できないような内容の確認などもお願いされることがあるので、純粋に営業活動ができる時間が限られてしまうのです。こうした無駄な動きによって、売り上げが下がってこともしばしばあります。

辞めたい理由と悩み2:20代は絶滅危惧種!社内も高齢化社会。しかも独裁政権な放送局も多い実態

地方局で「辞めたい」と思う方は、20代~30代の方が多くを占めていると思います。大きな理由として挙げられるのが、同年代が少なく、いつまでも古株が偉そうにしている、という点だと考えられます。しかも古株が絶大な権力を持っているために、若手から中堅社員の意向が受け入れられることは非常に少なくなっています。更に、若手だから「様々な経験」と称して、仕事を下にどんどん振っていきます。

これには、「余計なことを考えさせない」という意図もあります。また、優秀な若手で、振られた仕事を着実にこなしても、「もっとできるだろ」とさらに多くの仕事を振っていきます。

唯でさえ人数が少ない会社で、上があまり仕事しなければ、しわ寄せは自動的に下の世代に回ってきます。こんな環境があと10年も20年も続くのかと嫌気がさし、やめていく方も多くいます。

辞めたい理由と悩み3:いつまでも「ブーム」だった過去に囚われる業界

最近ではテレビ離れも叫ばれて久しいので、ラジオに限ったことではないかもしれません。FM・AMともにバブル期から2000年代前半まで右肩上がりで成長していた時代があります。先ほど述べた「古株」社員はこの恩恵に与った方たちです。故に、過去の「俺たちはこんな風に努力した!」「ラジオとは、メディアとは、こうあるべき」というのを強烈に押し出してきます。そして、大きな改革を恐れます。

そんな放送をしていれば、リスナーも高齢化していき、若者向けの内容がリスナーからも否定されていきます。こうして、将来を信じ、アイディアを持った若手がつぶされていくのです。

辞めたい理由と悩み4:業界独特の「忖度」社会

テレビやキー局程の影響力があれば、関係各所もそれなりの対応をしてくます。

しかし、地方の、ましてやラジオ局ともなると、正直なところ「どうでもいい」という対応をされることが多くなります。会社の体力もないので、スポンサーの言いなりになることも多いです。また、芸能事務所から縁が切られないように、事務所やタレントがNOと言ったら企画はストップさせます。

本来、「本当の姿」を見せやすいはずのラジオをという媒体が、テレビよりも不自由な番組制作をすることになってしまっているのです。せっかくの予算も、せっかくの大物出演者も、攻めきれずに終わってしまうことがたくさんあります。

辞めたい理由と悩み5:業界内でのしがらみの多さ

業界内では、ラジオ媒体も一つの主力メディアとしてとらえている事務者やレーベル、スポンサーがいます。そのため、地方局であっても、各方面から出演の依頼などがたくさん来ます。

その中には、いい「ネタ」として、放送局が1度取り上げた後、味をしめて何度も出演を試みようとする方もいらっしゃいます。一般の方であれば、断りやすいですが、継続的に金銭のやり取りがあったり、芸能事務所の様に、ほかの案件とも絡んでくる関係性があると話がややこしくなります。

全国的に地方放送局は、経営的に厳しいため、「お金」は絶大な力を持ちます。それに漬け込み、何度もプロモーション実施の内容で出演を依頼して来たり、大物のバーター出演を余儀なくされるケースもあります。

内容的に面白くなれば、放送局としても歓迎ですが、番組の趣旨にそぐわなかったり、率直に言って人気の出なそうな出演者であった場合でも、断れない場合があります。また、1度や2度は断れても、あまりにも何度も断ると印象が悪くなるだけではありません。

関係事務所や、レーベルからも依頼が来たり、ひどい場合には、「あそこの放送局に出演させるな」という雰囲気が漂ってしまうこともあります。

そうなると、「空気を読みたがる」業界では、全体的に関係性が悪くなってしまい、本当に放送したい内容さえ作れなくなってしまうこともあるのです。

辞めたい理由と悩み6:業界の将来性への不安

放送局の給与水準は高いと思われがちですが、それはキー局・準キー局の話になります。地方局では、それらの半分以下の給料であることが多いです。また、有力スポンサーや官公庁の天下り先になっている放送局も多く、上の役職を目指したくても横取りされてなかなか昇進できないということもあります。

特に地方局に多い、経営陣に天下りがいる場合、厄介ごとも一緒にやってくることもあります。こうした天下りポストは、ローテーションで回ってくることも多く、数年で交代になります。いくら天下りとはいえ、経営陣なので、会社全体の方向性を示していきます。

この方向性も数年で変わってしまうことになるのです。改革しようと進めていたプロジェクトが、このローテーションによって頓挫してしまうこともあります。

更に、ネット社会の台頭によって業界全体が下り坂です。その理由をダシに、経営陣は徐々に給与水準を下げようとしています。

最近では放送局の閉局や吸収合併という例も出始めているのです。しかも、この流れを打開しようとしても、改革案は通らず・・・。ますます将来への不安に拍車をかけます。

では、地方ラジオ局に勤めるあなたはどうすればよいのでしょうか?この先もつらい現実に耐えながら生きていかなけばならないのでしょうか?
いいえ、地方ラジオ局員人生を変える解法」はきちんと存在していますので、それを今からご説明いたします。

あなたの「会社を辞めたくなる悩み」への対応策

これから述べるすべてアドバイスに共通することが、「自分の原点を立ち返ってみる」ということです。仕事に忙殺され、自分が見失われることが一番大変なことで、悩みが出てきやすくなる原因となります。なぜ放送局に入ったのか、なぜラジオ局で働いているのか、今一度思い出せるような環境にしていくことが大切になります。

1.自分が「やりたい」と思ったことを強引に仕事につなげる

この業界において、プライベートと仕事をしっかり分けるという理想をかなえるのは少々難しいかもしれません。むしろ、仕事にプライベートを持ち込むぐらいの気持ちで仕事に取り組んでいる方が、上手く行っているようにみえます。

番組の内容にしても、特番・レギュラーにかかわらず、自分の趣味や趣向を盛り込んだりするのも一つの方法です。

拘束時間が長い分「仕事」と感じない時間を作れればモチベーションも上がると思います。気を付けなければならないのが、周囲の目です。ここで言いたいのは、周囲の目を「気にする」のではなく、いい意味で受け流して自分の「キャラクター」にしていくことです。

我の強い方が多い業界ですので、自分をしっかり保つよう努力することが大切です。また、番組作りには強い「意志」がなければリスナーには伝わりません。

そうした「意志」を明確に持ち続けるためにも、自身のモチベーションが保てるような内容に取り組んでいくのも必要なことの1つになります。

2.若い人を取り込む・味方につける

先に述べたとおり、社内は高齢化の雰囲気が漂っていることが多いと思います。

他業界よりも、柔軟性が高い人がいるとは言え、やはり過去のやり方にこだわる方も多いです。もちろん非常に勉強になる点も多いのですが、「今のご時世、このやり方で大丈夫か?」と思ってしまう場面もあります。

そこに、年下の社員が一人で物を申したところで、なかなかその思いが伝わらない、という経験もされた方がいるのではないでしょうか。

そこで、ラジオ局の様に社員全体の絶対数が少ない会社のやり方として「味方を増やす」というものがあります。たった1人味方を増やすだけで、社内での割合がぐっと上がります。

また、高齢化しているが故、複数の部下から同じような提案があれば、「今の若い人はそう考えるのか」という印象を与えることができます。このやり方は、諸刃の剣ではありますが、「高齢軍団」という徒党を組んでいる相手には非常に有効なやり方でもあります。

また、年代が近い相手と気心が知れているという状態は、何かあった時の助け合いがしやすく、安心感にもつながり、快適な職場環境を作る一つの手段でもあります。

3.ラジオ外のつながりを大切にする

この業界の特徴として、業界内でのつながりに専念し、業界外のつながりが希薄になってしまうという傾向があります。

これが原因で、ほかの業界がどんなふうになっているのかが見えにくいという事態になりやすいです。こうなると、業界独特の「仕事する時間は関係ない」「みんな長時間労働」「言ったもん勝ち」などの特殊ルールに翻弄されやすくなってしまうのです。

それに慣れることで、自らの特殊な勤務についてだんだんと疑問を抱かなくなってしまうのです。これを防ぐためにも、積極的に、業界外の人たちとの接触を心がけることが大切です。客観的にみられることで、問題点が浮き彫りになり、どのように対処したほうがいいのかが分かりやすくなります。

また、様々な視点から見ることによって、制作意欲がわいたり、新しいアイディアにつながることもあります。放送のクオリティーを向上させるためにも、ジャンルを問わない幅広い人脈を作っていくことも環境づくりの1つの方法です。

4.地方ラジオ局を辞めて他業界に転職する

上記のような努力を今まで散々行ってきたが、どうしても自分自身の将来に方向性を見いだせない場合…そんなときは、素直に他業界に転職することを決意するのもありです。若手の意見を取り上げず、全く業界改革が進まない世界にしがみつくのは、定年間近な高齢社員だけで十分なはずですから。あなたにはまだ別業界で花開かせることが出来る才能と時間が残されているはずです。

他業種への転職…不安はよくわかります。

しかし、まく地方ラジオ局勤務を抜け出して、人生の立て直しに成功した人の多くは、ラジオ業界以外への道を選択した人々なのです
この件について、以下でより詳しく説明いたします。

地方ラジオ局の辞め方とタイミング

放送業は時間的にも、人間的にも「つながり」が強く根付いています。それがあるために、退職というつながりを絶つ行為は非常に厄介なことを呼び寄せてしまう可能性があります。ここでは、そうした軋轢を生まないためにも、タイミングや人間関係の作り方について述べたいと思います。

辞め方とタイミング1:広げた風呂敷は必ず回収のめどを立てること

社員の場合、番組放送に向けての事前準備の業務が多くを占めると思います。受け持つ案件も1クール先ならまだよく、1年後の準備をしている場合もあると思います。そのため、いざ退職しようとしてもそのタイミングがなかなかつかみづらいのが実情です。

さらに、辞めたいと思っている状況では、往々にして多数の案件を抱えていることもあると思います。法律上、退職の意思を表明して2週間経てば辞めることができます。

しかし、その前に各案件やプロジェクトの進む方向性ややり方、方針などをしっかりと決め込んだ後でなければ、会社や後任との間に、禍根を残すことになりかねません。この作業を終えるのに少なくとも1か月、可能であれば3カ月の時間を用意できると理想的です。

また、業界的にしっかりとした「マニュアル」が用意されていることはほとんどないと思います。自身の退職を「折角の機会」にして、後々会社に残るようなマニュアルを作成できると、気持ちよく退職できる可能性が高まります。

辞め方とタイミング2:改編計画が始まる前に退職できるように努める

前項の内容と重なる部分もありますが、退職を決めたのであれば新しい案件を引き受けるのは極力避けたいところです。もちろん決めた時点で会社に表明し、退職に向けた準備がスムーズに進むことが望ましいですが、環境的に難しい場合もあると思います。

よって、新しい案件が生まれやすい改編の準備が始まる前に退職できれば、引き受ける可能性が低くなります。ラジオの場合、最も大きい改編期は4月で、次いで10月になります。

4月の改編を例に挙げると、実際に関係各所との連携が始まるのは12月~1月になることが多いです。

このタイミングまで在職してしまうと、しがらみが増え退職しづらくなってしまいがちです。その前段階の10月~12月は改編計画が策定される時期です。この時期を切り抜けられれば、退職の可能性が高まります。

とはいえ4月に大型改編がくるのか、それとも10月なのか、一風変わって7月や1月なのかは放送局のタイミングによって異なります。各方面から情報を集め、最も切り出しやすいタイミングをうかがうことが大切です。

辞め方とタイミング3:同業種への転職の際は、現職とのかかわりを絶てるのかを確認すること。

放送局、特にラジオ局からの転職が多いのが音楽業界です。また、今までのつながりを生かして、芸能事務所や出版、ネット放送などに転職する方も多いです。ここで重要なのが、今勤めている会社と関係しないところで仕事ができるかどうかです。

もともと放送局に入ったことによってできた人脈なので、その放送局とのつながりはあるはずなのですが、必ずしも円満に退職できるとは限りません。

苦労の末転職したのに、担当する放送局が喧嘩別れした古巣・・・なんてことになったらより大変な人間関係を経験する羽目になりかねません。

そこで、退職前に、現職との関係をしっかり経つことができるのかを確認しておく方がベターです。もちろん、円満に退職して、新たなパイプとして転職先で重宝されるに越したことはないですが、念には念を入れた方が良いです。

辞め方とタイミング4:人脈はしっかりと維持していくこと

同業に転職するにしろ、他業界に転職するにしろ、メディアで培った人脈は様々なところで役立ちます。しかしながら、業界独特の生活リズムというのがあるため、急に9時5時の普通の勤務体系になると、なかなか今までの人脈を維持することが難しいです。

特に重要な関係先から順に、意識して関係を維持することが必要になります。また、人の移り変わりが激しいメディア業界なので、定期的な接触も心がけなければ、ますます距離感が生まれてしまいます。新しい職場での人間関係形成も大切ですが、今までの人脈へのケアも意識的にしていくことが大切です。

地方ラジオ局の勤務経験が優遇される、より就労条件のよい「おすすめ転職先」の例

1.動画配信サイト(生放送を実施しているところが尚良い)運営会社に転職する

ラジオ局は生放送形態が多いため、ライブ配信などを実施しているネット系サイトから非常に重宝されます。リスナーや出演者の温度感を察知して、適切に生放送を導いていくというのは非常にラジオとの共通点が多いからです。さらに、革新的なアイディアを求めている会社が多く、今までの旧態依然とした体制ではなかなか実現できなかった企画も通りやすくなります。また、24時間365日という時間的な制約があった電波放送では失敗がしにくい環境とは異なり、1発勝負のチャレンジもしやすい環境がネット業界にはあります。

2.キー局に転職する

ラジオ業界に関して言えば、放送局の規模を問わず、20代~30代半ばの社員が非常に不足している環境にあります。また、昔から人材の絶対数が少ないことから、流動人材がほとんどなかったため、ラジオ局を経験したというのは転職に際し、非常に大きなアドバンテージになります。

就職難易度でいえば、一度でもラジオ業界を経験したことがあれば、新卒とは比べ物にならないほど難易度が下がります。

地方局出身が、その経験を生かし、キー局に転職を成功させた例は多いです。特に、現状の「なんでも屋」の環境に嫌気がさしている人にとっては、社員数も多く、部署の仕事に専念できる環境は魅力的だと思います。

また、たとえ仕事内容が変わらなかったとしても、地方局とキー局ではラジオ局でさえ収入に違いが出てきます。同じ労力を払うのであれば、より良い収入体系に身を移した方が良いのは明白です。そのためにも、現在の地方局で、しっかりとした実績を作り、確実な転職ができるよう少しずつでも準備をした方が賢明です。

3.芸能事務所に転職する

斜陽産業といわれているラジオ局でも、メディアとして長い付き合いがある芸能事務所との結びつきは依然として強くあります。また、出演者側も、素の自分で仕事ができるラジオという環境を好んでいる方も多くいます。そのため、ラジオ制作で勤務した経験がある方であれば、幅広い芸能事務所とのつながりができていると思います。

そのつながりを生かして、今度は芸能事務所で勤務してみるのも一つの手です。ラジオは比較的人気に応じた出演者選びをしないものの、やはり空気感がキャスティングに影響が及ぼすことがあります。

他メディアよりも、パーソナルなつながりが強いラジオ業界で、厳しい別れを経験したこともあるかもしれません。そんな方は、出演者と手を取り合ってのし上がっていくという仕事も向いているといわれています。ウェットな人間関係を作り上げることに長けたラジオマンであれば勤めやすい環境かもしれません。

4.音楽業界に転職する

ラジオと切っても切り離せないのが「音楽業界」です。現在でも、様々なアーティストやレーベルがラジオを重要な「インフォメーション」の場ととらえてくれています。もし、ラジオ局に「音楽」とのつながりが魅力的で入社した方であれば、音楽レーベルや事務所に転向するというのも大きな選択肢の1つとなりうるでしょう。ラジオではジャンルにとらわれず、幅広い音楽と触れ合っていく必要があります。

また、ラジオ局としても紹介したアーティストが売れてくれることは非常に大事なので、レーベルと密になってマーケティング戦略を実施していきます。そのような経験を生かし、アーティストの専属となって様々な展開をしていくこともできるでしょう。

5.異業種の営業職に転職する

放送局の宿命として、実態のない商品を取り扱っているという点があります。いくら数字が出ても、人気があるといわれても、実際に存在するのは目に見えない「電波」だけです。

そんな環境なので、この業界は、ラジオ・テレビ問わず人間観家を最重要視します。「飲み」の場も他業界とは異なり、時間を問わず行います。朝方まで付き合わされることも多いです。

また、飲みニケーションだけではなく、体育会のノリ「顔を出させていただく」精神がないと、なかなか業界では上手く行きません。

また、番組制作・営業問わず、一緒に仕事をするチームのニーズや雰囲気から、どんなプロジェクトにしていくのかをくみ取ることも大切な仕事の1つです。この様なスキルが身についたラジオ業界の方であれば、非常にウェットな人間関係を要する他業界でも上手く立ち回れるスキルが自然と身についている方も多いです。

業界で生きていくことにつかれたと感じたなら、そのスキルが腐る前に、「外に出る」というのも一つの手です。

人生の選択肢は常にあなた自身が持っている

地方ラジオ勤務のあなたの人生を変えるために、まず一番注目すべきことは「ラジオ業界以外の職場もあることを知る」ということです。
案外、外部と交流がないラジオ業界人は井の中の蛙になることが多いです。
自分の会社以外のことを全く知らないというケースも非常に多いようで、勇気を出して一歩外に踏み出せば大きな海が広がっているということを、改めて考えてみてはどうでしょうか。

兎に角、どうしても今の悩みが解決できなければ「別に辞めればいい」「辞めたっていいんだ」「自分は自由に人生を選択できるんだ」と割り切ること。

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