
野村 龍一

最新記事 by 野村 龍一 (全て見る)
- 日本には年収3000万円のA君と年収200万円のB君しかいなくなる - 2019年6月24日
- 外資系アパレルブランド営業マンを辞めたい人へ=つらい職場を上手に辞める方法 - 2018年7月19日
- 機械設計者(計測機器エンジニア)を辞めたい人へ=つらい職場を上手に辞める方法 - 2018年6月5日

化粧品会社を辞めたい人へ=つらい仕事を上手に辞める方法
記事の目次
美を追い求める華やかな世界だが、化粧品業界はいま業界再編の嵐。社員は荒波にさらされている。
化粧品会社に勤めているあなたは、「大正製薬、ドクタープログラムを買収」のニュースをどのように受け止めたでしょうか。
ドクタープログラムは、キョーリン製薬ホールディングスの傘下にあった、基礎化粧品会社です。「製薬メーカーがまた化粧品業界に殴り込みかぁ」そんな暗たんたる気持ちではないでしょうか。
美を追い求める化粧品業界は、顧客や商品の見た目の華やかさとは裏腹に、激戦を強いられています。
資生堂と花王の2大巨頭を含む上位10社で市場の97.5%のシェアを占めながら、そのほかに中小零細企業が200社以上存在します。
企業合併や吸収、業界再編の動きもめまぐるしく、化粧品会社の社員たちはいま、荒波にもまれて困惑しています。
「これが私の仕事?」と思えるような異質な業務に追われて疲弊する人もいます。
この記事は、「こんな仕事がしたくて化粧品業界に入ったんじゃない!」と怒鳴りたい気分のあなたに向けて書かれています。
ここには「あなたが明日すべきこと」があるはずです。
(資料:「大正製薬、基礎化粧品会社を買収」(日本経済新聞2016/12/26))
子会社を立ち上げたのに「うまみ」はすべて吸い取られた。働きすぎて恋人と別れた人も。

子会社を立ち上げたのに「うまみ」はすべて吸い取られた。働きすぎて恋人と別れた人も
辞めたい理由と悩み1:花形の経営企画室ですらこの有り様。手柄は上司のもの、上司の失敗は私のもの。
武内雄太さん(仮名、46歳)は、零細化粧品メーカーの社長です。
以前はTVコマーシャルでおなじみの中堅化粧品メーカーに勤めていましたが、いまは社長の椅子に座っていますし、給料や業務内容にも不満はありません。
「納得の転職ができた」と思っています。
しかし時折、「ランク落ちした」という気持ちが武内さんを襲います。
武内さんはいまでも、「俺は前の中堅化粧品メーカーで、もっと活躍できていたはずなのに」と思うことがあるのです。
それはこんな経緯があったからです――。
中堅化粧品メーカーで長らく営業畑で活躍していた武内さんはある日、経営企画室のマネージャーに抜擢されました。
社内がざわつくほどの昇格で、武内マネージャーに与えられた業務は、経営戦略、新規事業の立ち上げおよびその進捗状況の確認、M&Aでした。
社長直轄の案件がほとんどでしたので、身が引き締まる思いでした。
ただそれらの仕事のうち、「新規事業の立ち上げおよびその進捗状況の確認」という業務だけは苦手としていました。
それは、武内さんの仕事は「考えること」で、その考えたことを実行するのは事業部門だったからです。
武内さんが立案した新規事業案を事業部門のプロジェクトチームにおろした途端、当初の主旨と異なる方向に進んでしまうのです。
そして、間違った方法のまま突き進んで失敗する、という過程を何度も経験することになったのです。
武内さんは「自分ならもっとうまくできるのに」と不満に思うようになり、さらに「私考える人、あなた実行する人」という立ち位置が、ある意味で卑怯だと感じるようになったのです。
そして武内さんの最も大きなストレスになったのは、「このままでは経営ノウハウが身に付かない」という思いでした。
武内さんはいつか会社の幹部になるという野望があったのです。
そのころ武内さんは40歳目前で「小さくてもいいから事業をハンドリングしたい」という気持ちが強くなっていきました。
そのチャンスは案外早く巡ってきました。武内さんは経営者会議で新規事業をプレゼンし、そのために子会社を作った方がよいと提案しました。
すると社長はその提案を採用し、子会社を立ち上げたのです。
武内さんはてっきり自分が子会社の社長になると思っていましたが、社長に就任したのは定年間近の古手の部長で、武内さんはナンバー2にすぎませんでした。
しかもその新社長は、本社から子飼いの若い社員を3人連れてきて、その人たちに武内さんが描いた新規事業を任せたのです。
武内さんには、経理、人事、法務、総務といった管理業務しか与えられませんでした。
当然のように、新会社は成績を上げられませんでした。
そうなると親会社の社長も黙っていません、親会社の経営会議に出席して事情を説明するよう求めました。
子会社社長は武内さんに「君はナンバー2なんだから」と言って、その仕事を武内さんに任せました。
つまり武内さんは、自分で「やりたい」「成功します」と言って始めた新規事業の失敗の言い訳の言葉を、恩人である親会社社長の前で言わなけれならなかったのです。
その後何度も経営会議で吊るし上げられました。
武内さんは喉元まで「このやり方は私の考えではありません」という言葉が出かかりましたが、「それを言ったら組織人ではなくなる」と思い止まりました。
武内さんのかつての上司は、武内さんに「本社に戻って来られるように、(親会社の)社長に言ってあげるよ」と言ってくれましたが、そのころある薬品メーカーから「子会社の化粧品メーカーの建て直しお願いしたい」というヘッドハンティングの話があり、「社長として迎える」という条件があったため、転職を決断しました。それが今の会社です。
武内さんのこのエピソードは、混迷を深める化粧品業界の一端をあらわしているといえるでしょう。
化粧品の流行は、半年ごと、あるいは数カ月ごとに目まぐるしく変わります。
化粧品会社はその流行を追い続けるという厳しいビジネス環境にありながら、オーナー企業や同族企業が多く、優秀な人がその能力を十分に発揮できないことがあるのです。
「あなたの悩み」は、あなただけの悩みではないのです。
(資料:「化粧品業界の動向」(業界動向))
化粧品会社売上高ランキング
順位 | 社名 | 売上高(億円) | シェア |
1 | 資生堂 | 7,620 | 37.9% |
2 | 花王(ビューティーケア事業) | 5,702 | 28.4% |
3 | ポーラ・オルビスホールディングス | 1,913 | 9.5% |
4 | コーセー | 1,900 | 9.5% |
5 | マンダム | 682 | 3.4% |
6 | ファンケル(化粧品関連事業) | 475 | 2.4% |
7 | ノエビアホールディングス | 465 | 2.3% |
8 | ドクターシーラボ | 339 | 1.7% |
9 | ミルボン | 238 | 1.2% |
10 | ナリス化粧品 | 233 | 1.2% |
辞めたい理由と悩み2:好きで入った業界だから「早く帰りたい」とは言えない。プライベートを犠牲にして働く。
化粧品会社の契約社員であるミレイさん(仮名、28歳)はいま、「仕事が面白くてたまりません」と言います。
マーケティングの仕事を任されることが決まり、そのプロジェクトリーダーからは「一定の成果を上げたら、正社員にしてもらうよう部長に頼んでみるから」と言われています。
ミレイさんは高校を卒業した後、ネイルアートの専門学校に通い、その後ネイルサロンに就職しました。
しかし「もっとトータルに女性の美しさを追求したい」と考え、化粧品会社への転職を試みましたが、ことごとく失敗しました。
そこで「アルバイトからのし上がってやろう」と戦略を変更し、いまの化粧品会社の時給900円のアルバイトに採用されました。
当初は、自社とデザイン会社を往復するだけの「伝書鳩のような仕事」(ミレイさん)しかもらえませんでしたが、ミレイさんは社内の飲み会に積極的に参加して、自分がいかに化粧品が好きかをアピールしました。
また、薄給の中からやりくりして、自社ブランドを買い集め、自分のブログで紹介しました。ブログは匿名でアップし、会社には隠していましたが、ブログに文章を書くために自社製品に詳しくならなければならず、商品知識がどんどん蓄積されていきました。
そんなとき、社員の1人が産休に入ることになり、ミレイさんが契約社員に「昇格」したのです。
ミレイさんには十分な「ビジネス上の基礎体力」があったので、与えられた新しい仕事を次々こなしていきました。
社員たちも喜んで難しい案件をミレイさんに振り、それがまたミレイさんの愛社精神、愛商品精神を育んでいきました。
そしてマーケティングチームへの抜擢、正社員化の手前までたどり着いたのです。
しかしミレイさんが自虐的に「私の人生はいつもそう」と言うように、ある「事件」が起きました。5年間付き合っていた彼氏と破局を迎えたのです。
この化粧品会社のマーケティングのメインは、モニターとして集めた女性の顧客に、面談方式で行う聞き取り調査です。
インタビューが不慣れなミレイさんは、1件の聞き取りに1時間以上かかってしまいます。
本題に入る前の雑談と、インタビュー後のフォローの会話がどうしても長くなってしまうのです。
また、モニターになる女性は働いている人も多いので、インタビューは19時過ぎか土日になることが多かったのです。
「彼氏と休みが全然合わなくて、というより、私が全然休みが取れなくて、それで『別れよう』って言われちゃいました」
あなたがもし、「あの化粧品が好きだからこの会社に入れてもらった」というタイプでしたら、ミレイさんのようにならないように気を付けてくださいね。
この世界で働くことを「天職」と言ってはばからない女性はたくさんいます。あなたを含めそういった人たちは、プライベートを犠牲にしてでも仕事に没頭します。
しかしときには立ち止まる必要があります。
あなたは、化粧品を作って世の女性たちを輝かせていますが、あなた自身はその化粧品を付けて遊べていますか?
辞めたい理由と悩み3:化粧人口の縮小と化粧品が売れない時代の到来が目の前に。
「この業界やばいかも」と思っているあなたに、はっきりと申し上げなければなりません。「その通り」です。ここで用いた「やばい」は、「ものすごく良い」の方のやばいではなく、本来の意味の「やばい」です。
日本がいま、少子社会であり超高齢社会であることは、あなたもご存じだと思います。
しかしこの2つの性質を持つ社会は、「化粧人口が減り続ける社会」であることを意識したことがあるでしょうか。
これが「やばい」の意味です。
つまり、少子社会は、化粧人口の「下」である20代がどんどん減っていくことを意味し、超高齢社会は、化粧人口の「上」である50代がどんどん減っていくことを意味しているのです。
化粧人口の減少は市場の縮小につながり、つまり「化粧品が売れない時代」が到来するのです。カネボウ化粧品か花王の傘下に入ったのは、市場の縮小の影響を受けたためです。
また、「物が売れない時代」といわれるデフレ経済は現在進行形で、あの資生堂ですら1000円以下で買える基礎化粧品ブランド「専科」を投入したのです。
このまま安値競争が激化したときに日本の化粧品メーカーは中国メーカーに太刀打ちできるでしょうか。
資生堂が「TSUBAKI」を、花王が「アジエンス」を出し、ヘアケア商品に注力しているのは、「化粧品だけではもたない」という業界の危機感の現れです。
化粧品会社は、岐路に立たされています。あなたはそれでも、この業界にとどまり続けますか?
(参考「化粧品・生活用品の会社の動向」(日経キャリア教育))
この先もつらい現実に耐えながら生きていかなけばならないのでしょうか?
いいえ、「化粧品会社勤務の方の人生を変える解法」はきちんと存在していますので、それを今からご説明いたします。
あなたの「会社を辞めたくなる悩み」への対応策

あなたの「会社を辞めたくなる悩み」への対応策
1.語学力を身に付けて海外勤務を志望する
「困ったときはスキルアップ」というビジネスの格言があります。
あなたがいま困っていることは、あなたの能力が不足しているからかもしれません。
先ほど「化粧人口が減っている」「日本の化粧品会社は岐路に立たされている」と述べましたが、しかしまったく逆のことも言えます。
つまり「化粧品をほしがる女性は世界中にいる」のです。
日本の化粧品市場は頭打ち状態ですが、経済力を付けてきた新興国では、これから化粧品の爆買いが始まるでしょう。
中国ではもう始まっていて、資生堂は富裕層向けのビジネスを同国で展開しています。
またコーセーもアラブ首長国連邦で販売を開始しています。
国内の化粧品会社は、海外で自社ブランドを売ってくれる人材を求めています。
現在化粧品会社のスタッフであるあなたなら、既に商品知識は身に付いているのですから、語学を磨くだけでビッグプロジェクトに参加できます。
これはやりがいがある仕事ですよ。
(資料:「化粧品業界の動向」(業界動向))
2.人事異動を希望する
もしあなたが勤める化粧品会社に、化粧品以外の事業部門があったら、そちらの道に進むことも「あり」です。
冒頭で紹介したように、製薬メーカーが化粧品を手掛けていることもありますし、最近では富士フイルムが「アスタリフト」を引っ提げて化粧品業界に参入し、関係者を驚愕させました。写真フィルムと医療用内視鏡のメーカーが、化粧品にまで食指を動かしたのですから。
あなたの社内に製薬部門や食品部門があれば、そちらへの転属を希望してはいかがでしょうか。人事異動の希望を出すことは、あなたの権利です。
3.化粧品業界を辞めて他業界に転職する
長時間労働や、業界全体への先行き不安を拭い去ることができなければ、転職を考えてみてはいかがでしょうか。
一見すると、あなたが「私がこれまで歩んできた道と全然違う」と思うような会社でも、よくよく調べてみると、化粧品会社で身に付けたスキルがそのまま使えるところが思ったよりたくさん存在することに気が付くでしょう。
なぜなら、あなたは女性の心理を知り抜いているからです。
日本の消費は、多くは女性が支えています。つまりどの業界の企業にとっても、ターゲットは女性なのです。
「あなたのような人を待っていた」と言われる業界を紹介しましょう。
他業種への転職…不安はよくわかります。
しかし、うまく化粧品会社勤務を抜け出して、人生の立て直しに成功した人の多くは、化粧品会社勤務以外への道を選択した人々なのです。
この件について、以下でより詳しく説明いたします。
化粧品会社の勤務経験が優遇される、より就労条件のよい「おすすめ転職先」の例

化粧品会社の勤務経験が優遇される、より就労条件のよい「おすすめ転職先」の例
1.食品メーカーに転職
化粧品会社で実績を残しているあなたにおすすめしたいのが、食品メーカーです。
「美から食」への大胆な転身に思えるかもしれませんが、化粧品と食品には次の3つの共通点があるのです。
化粧品会社と食品メーカーの共通点
・安心安全が最優先なので品質管理が厳重
・ライバル社が多いので企画力が勝負
・女性に受けなきゃ負けというビジネスモデル
この3点は、あなたが先輩や上司から「口を酸っぱくして」「耳にタコができるほど」聞かされたのではないでしょうか。
特に企画力では、食品メーカーにしかいなかった人では思いつかないようなアイデアを出すことができるでしょう。
あなたのスキルがあれば、食品メーカーですぐに活躍できるでしょう。
食品メーカー売上高ランキング
順位 | 企業名 | 売上高 |
1位 | 日本ハム | 1.2兆円 |
2位 | 明治ホールディングス | 1.2兆円 |
3位 | 味の素 | 1.1兆円 |
4位 | 山崎製パン | 1兆円 |
5位 | キューピー | 5781億円 |
- 「キリンホールディングス、2.1兆円」などの飲料がメインの企業と、日本たばこ産業(2.2兆円)は除く)
- 出典:「食品業:業績ランキングから上場企業を探す」(Ullet)
2.コスメ雑誌の編集および営業に転職
化粧品をこよなく愛するあなたであれば、コスメ雑誌の編集者または営業への転身がおすすめです。
というのも、一般的な雑誌社は、「化粧品に詳しい人」を条件にした求人票を出しません。
ですので、コスメ雑誌の編集者も、担当になった当初は化粧品にそれほど詳しくありません。
編集者は、担当雑誌が決まってからその分野を勉強し始めるのです。
ここにあなたのアドバンテージがあります。
雑誌編集には特殊能力が必要ですが、「元化粧品会社の社員」という肩書があれば、編集スキルがなくても重宝されるでしょう。
また、雑誌社の営業は、もっとあなたの力を活かせる分野です。
なぜなら、雑誌というのは、読者に向けて作られているように見えて、実は絶えず、広告主に受けるような作りを心掛けているのです。
コスメ雑誌の広告主は、化粧品会社です。
あなたがコスメ雑誌の営業になれば、化粧品会社に対し企画広告を提案することができます。
一般的な雑誌営業は「このページのここに広告を載せませんか。特別に安くしますよ」という形式ですが、あなたなら「御社はいまこの商品を売りたいんですよね。
そうであれば、年齢層と収入はこのゾーンになるので、そこに訴求できるテーマはこれです」とプレゼンできるのです。
コスメ雑誌の発行部数ランキング(2016年7月~9月の3カ月間)
順位 | 雑誌名(出版社名) | 発行部数 |
1位 | 美的(小学館) | 116,667部 |
2位 | MAQUIA(集英社) | 105,000部 |
3位 | 美ST(光文社) | 82,567部 |
4位 | VOCE(講談社) | 81,770部 |
出典:「印刷部数公表 女性コスメ雑誌」(日本雑誌協会)
3.美容整形外科クリニックやエステ会社に転職
化粧品に知識がある人は、美容整形外科クリニックやエステの会社への転身もいいですよ。
というのも、この2つの業界は、オリジナルの化粧品を作って販売し、大きな収入源にしているからです。
もちろんクリニックやエステ企業が、自社工場を持ち化粧品を作っているわけではありません。これをOEM生産といいます。
OEM化粧品メーカーが、自社の製品のラベルにエステの名前やクリニックの名前を付けて、エステ企業やクリニックに化粧品を卸しているのです。
エステやクリニックでは「自社ブランド」として販売しています。
もちろん、ラベルを貼り変えているだけではありません。エステやクリニック側が「このような機能を持たせたい」という希望を伝え、OEM化粧品メーカーは、その希望に応じた「レシピ」を作り生産しています。
化粧品会社に勤めていたあなたであれば、美容外科発コスメのレシピ作りができます。
そしてパッケージのデザインも任されるかもしれません。
もしあなたが化粧品会社で品質管理の仕事をしていたら、クリニックやエステ企業の化粧品部門の管理者に抜擢されるかもしれません。
そうなれば「あなた自身」がオリジナルの化粧品を作ることになるのですよ。
人生の選択肢は常にあなた自身が持っている

人生の選択肢は常にあなた自身が持っている
化粧品会社勤務のあなたの人生を変えるために、まず一番注目すべきことは「兼商品会社以外の職場もあることを知る」ということです。
案外、外部と交流がない化粧品会社業界人は井の中の蛙になることが多いです。
自分の会社以外のことを全く知らないというケースも非常に多いようで、勇気を出して一歩外に踏み出せば大きな海が広がっているということを、改めて考えてみてはどうでしょうか。
兎に角、どうしても今の悩みが解決できなければ「別に辞めればいい」「辞めたっていいんだ」「自分は自由に人生を選択できるんだ」と割り切ること。
周囲からの目を気にしたり、あなたの人生と無関係な上司のメンツを立てて、自分の人生を後回しにしてします思考こそが「今の職場を辞められなくなってしまう」ことの最大原因であり、悩みをより深くして人生を間違えてしまう事につながります。
転職エージェントに無料相談することから始める
自分自身でまず何をしてよいかわからないならば、人材紹介会社に登録するのも手。
転職エージェント経由で他の業界、企業の内情を知ることができますし、冷静な第三者の目で、あなたのスキルと経験を活かせる新しい職場を用意してくれます。